カラスウリとヒガンバナ

10月も半ば、朝が来るのがだんだん遅くなって、今日の前橋の日のでは5：50です。従って歩き始める時間も６時頃です。車で出かけると生垣にカラスウリの赤い実が目に付くようになったので、散歩のターゲットはカラスウリに決めました。花の時期に、どこに雌花が咲いていたかを覚えているので探し回ることはありません。最初の観察ポイントでは形の良い実が撮影出来ませんでした。

そのままいつものコースを下って、とある畑の前で足が止まりました。ヒガンバナの芽生えです。まだ枯れた茎も残っています。この状態のヒガンバナを撮影出来たのはこれが初めてです。これから冬に向って、回りの雑草が枯れると太陽を独り占めするのがこの植物の戦略です。

次の観察ポイントでは形の良いカラスウリが沢山ぶら下がっていましたが、手前に写っているのが朝顔です。ブルーの「地這い朝顔」です。カラスウリと朝顔を一緒に撮影出来るとは、ちょっと驚きでした。
形の良い赤い実を蔓ごと採って自宅に持ち帰りました。家内が粘土細工や水彩画のモデルにしたいらしい。

この赤い物体に早速興味を示した動物が飛び出して来て、遊び始めました。カラスウリは藝術にもペットのおもちゃとしても役立つようです。前橋では単なる赤い実ですが、お江戸では花卉として喜ばれるかも知れませんね。

　　↓ポチッと応援お願いします！