みどり（緑眼の猫）

野良猫のゴマが姿を見せなくなって久しい。野良猫の平均寿命は４～６歳らしく、死因は病気や交通事故が多いのでしょう。トラは猫回虫を駆除して以来、体調も回復したようで、測ったことはありませんが６ｋｇ近いようです。トラの性格は幇間（たいこもち）みたいで、我が家の他に贔屓筋があって可愛がられていると想像しています。
数日前から耳の長い小柄な猫がトラの居ない頃を見計らったように、トラの残した餌を食べに来るようになりました。極めて警戒心が強くなかなか画像を撮影出来ませんでしたが、昨日やっと正面から顔を撮ることが出来ました。

整った顔で、眼は緑色です。眼の色から「みどり」と呼ぶことにしました。猫の眼の色はメラニン色素の多寡によって銅＞黄＞緑＞青となり、野良猫の約10％が緑眼なので、少ないけれどレアではありません。性別はどうやらメスらしい。
今朝、トラの寝床（ボブハウス）にみどりが居ました。戸を開けるとさっと逃げ出しますが、餌を置くと直ぐに戻ってきて食べ始めます。エレニはトラには全く歯が立ちませんが、新参猫に対しては威嚇していました。
９時過ぎにトラが餌を食べに来てもみどりは猫小屋の中、トラもみどりを追い払うことはありません。食べ残して仕事（見回り）に出かけるとみどりはお余りを頂戴していました。２匹の関係はどうなっているのでしょうか？
野良猫の観察は大変面白い。ぬくぬく暮らしている家猫より観察・撮影対象として優れています。

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