月の最後の日曜日の朝には「月刊やさい通信」が放映されています。編集長は高校の同級生糸井重里君で、お相手はクリス智子さん。自分では野菜を作らないのですが、番組最後の「ジャム通信」を楽しみにしています。今日はいちごジャムでした。彼が作ったのは粒が丸ごと残っているので、正確にはジャムではなくてプレザーブ(preserve)です。このプレザーブに少しウイスキーで香をつけたらしい。
好みもあるけれど、ジャムにシナモンなどのスパイスを入れるのを私は好みません。瓶の蓋を開けた時にイチゴの香が発つように加熱時間を最小限することを心がけています。イチゴジャムの場合、加熱時間は15分~20分です。煮上がる寸前にポテトマッシャーでイチゴを潰します。パンに塗り易い、という理由の他に、組織が潰れるので火の通りが早くなって短時間で煮上がる、と考えています。市販のプレザーブには茶色になっているものが多いのですが、これは加熱時間が長すぎるのでしょう。
見出しの画像に私の愛用の道具の一部を載せました。小ぶりの横口レードル、回転式の水切り、100円ショップで買った瓶の蓋を開けるツールなど。イチゴやリンゴを潰すのに使うのがポテトマッシャーです。完全にはすり潰すことは出来ませんが、それでも良いと思っています。「半殺し」にすれば良いのです。
ぼた餅に使う米飯は餅になるまで潰しません。ここからぼた餅を「半殺し」と呼ぶ地方もあります。旅人が一夜の宿を求め、泊まった家の夫婦が「手打ちぅすりゃぁないこともなし、半殺しでもええ。半殺しなら間に合うかもしらん」と話しているのを聞いて、逃げ出そうとした笑い話を知っている方もいるでしょうね。フランスにも同じような笑話があるそうです。
だから私は「イチゴの半殺し」を作っているのです。
うっかりして大切なアイテムを忘れるところでした。シリコンゴムのミトンは熱い瓶を持つには欠かせません。
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好みもあるけれど、ジャムにシナモンなどのスパイスを入れるのを私は好みません。瓶の蓋を開けた時にイチゴの香が発つように加熱時間を最小限することを心がけています。イチゴジャムの場合、加熱時間は15分~20分です。煮上がる寸前にポテトマッシャーでイチゴを潰します。パンに塗り易い、という理由の他に、組織が潰れるので火の通りが早くなって短時間で煮上がる、と考えています。市販のプレザーブには茶色になっているものが多いのですが、これは加熱時間が長すぎるのでしょう。
見出しの画像に私の愛用の道具の一部を載せました。小ぶりの横口レードル、回転式の水切り、100円ショップで買った瓶の蓋を開けるツールなど。イチゴやリンゴを潰すのに使うのがポテトマッシャーです。完全にはすり潰すことは出来ませんが、それでも良いと思っています。「半殺し」にすれば良いのです。
ぼた餅に使う米飯は餅になるまで潰しません。ここからぼた餅を「半殺し」と呼ぶ地方もあります。旅人が一夜の宿を求め、泊まった家の夫婦が「手打ちぅすりゃぁないこともなし、半殺しでもええ。半殺しなら間に合うかもしらん」と話しているのを聞いて、逃げ出そうとした笑い話を知っている方もいるでしょうね。フランスにも同じような笑話があるそうです。
だから私は「イチゴの半殺し」を作っているのです。
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