271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

宮田村商工祭(拾遺)

2009-10-10 04:26:09 | 博物
宮田村の商工祭が開催されたこの公園は「ふれあい広場」で、遊具を設置して遊ばれ方のデータを取得することが私達の目的でしたが、地元の皆さんとの「ふれあい」についても書きたいのです。このイベントに世界で一台しかない遊具を呼ぼうという或る意味危険な発想をして頂き、宿の手配からお弁当・五平餅の差し入れをして頂いた商工会の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました!

それだけではありません。遊具を設置した直後、試運転のために近くにいた少年野球のメンバーに体を貸してもらいました。この日、野球大会で負けて暇にしていたので面白がって協力してくれたのです。試運転を済ませ、遊具にブルーシートを被せて翌日の準備が完了しても、子供たちと仲良くなった学生さんと遊び続けていたのです。

ついには広場に落ちていた銀杏を投げ合って遊んだりしていました。標的となったのは「タクミ君」でした。彼のグリーンのTシャツは銀杏の異臭で大変でした。異臭の主成分は酪酸とヘプタン酸です。


お祭の当日も駆けつけてくれて、測定の邪魔をしつつ遊具の周りで遊んでくれたのです。一番なついて「タクミ君」とファーストネームで呼び合った少年は「スグル君」でした。

祭りも終わりに近くなると「これから宝投げがある。宝投げ知ってるか?」と聞いてきた。大体は想像出来ますが「知らない」と答えておきました。「あんな楽しいこと知らないのか」という表情でした。それで「信濃の国は歌えるか?」と言ってやった。すると即座に歌い出したのです。

♪信濃の国は十州に 境連ぬる国にして そびゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し・・・♪

さすが長野県民だ。


帰宅してYouTubeで「信濃の国」を検索すると直ぐに見つかりました。初音みく版もやっぱりありましたが、正調が一番です。全部を通して聞いたのはYouTubeが最初でした。長い!

さて、今度はスグル君に「上毛カルタ」知ってるか」と聞いてやった。


さすがにこれは知らなかった。少しして、スグル君が友達に「上毛カルタ」知ってるか」と質問しているのを目撃してしまった。可愛いねぇ。

群馬県民は上毛カルタで、長野県民は「信濃の国」を歌えることでアイデンティティーを保持しています。同様なローカルな愛唱歌として横浜市歌を知っていますが、そのブルースバージョンは素敵です。作詞は森鴎外なんですね。


「信濃の国」のブルースバージョンをリクエストしておきます。だって上毛カルタには英語版もあるのです。ポルトガル語版はあるのかな?

  ↓ポチッと応援お願いします!
にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宮田村商工祭(その4) | トップ | 千代田町なかさと公園 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

博物」カテゴリの最新記事