子どものための危険学のサイトが開設されました！

私のブログは滑り台やブランコを出汁にして科学技術について書くことを目的にしています。遊具や博物、時には食べ物についても記事を上げていますので、技術者の方ばかりではなく主婦の皆さんが読者になってくれます。中には私が「祖母ログ」のチチであることを発見して両方をブックマークされている研究熱心な人もいます。読者層が広いことは大変嬉しいことでもあり、ちょっぴり誇りに思っています。

さて、昨年の秋につくば市で開かれたサイエンスカフェをきっかけにして私は危険学プロジェクトに関わることになりました。私が属しているのは「グループ（７）遊具」です。プロジェクト全体の構成は以下のようになっています。

　【研究グループの構成】
グループ（０）本質危険
グループ（１）エレベータ
グループ（２）エスカレータ
グループ（３）立体駐車場
グループ（４）ソフトウェアシステム
グループ（５）設計の思考過程
グループ（６）医療従事者の行動と思考
グループ（７）遊具
グループ（８）絵本「子どものための危険学」配布
グループ（９）情報発信とフィードバックシステム
グループ（１０）津波シェルター
グループ（１１）航空

プロジェクト内部での活動は申し上げられませんが、先日の記事「危険学プロジェクト（子どものための危険学）」にコメントが寄せられ、グループ（８）の方々が担当されている絵本「子どものための危険学」の配布が開始されたことを知りました。その後、「子どものための危険学」のサイトが開設された旨のお知らせを受け取りました。サイトの存在を広報するのもメンバーの務めです。

子どものための危険学のサイトには３つのコンテンツがあり、それぞれ①読み聞かせ絵本「あぶない！きけん！」、②「デンジャラスたんけんたい」のCD、③冊子「子どものための危険学」です。どれも簡単なアンケートに答えればダウンロードして自由に使うことが出来ます。絵本・冊子・CDは全国の幼稚園に向けて先月発送されましたが、子育てに関心のある全ての人に配布するには大変なのでこのような配布手段が選択されたのです。
ブログでお付き合いのある方には海外で子育に苦労されているお母さんもいます。ランキングサイトのカテゴリーには「海外育児」もあるのですね。世界中の皆さんが活用され、各国語版の絵本・冊子・CDが生まれることを願っています。

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