JIMTOFに行きました！（その２）

ゆりかもめの国際展示場正門駅を降りて「大きなのこぎり」を左手に見ながら歩き、東京ビッグサイトのエントランスホールで入場登録をすると首からぶら下げる名札ケースが渡されます。このケースに名刺を入れて見学することになるのです。私は製造業に分類されました。ケースを光に透かして見ると台紙にICチップが埋め込まれていることが分かります。ケースを各ブースに備えられた読取機にかざすと私のデータが吸い取られるのです。
東棟の「ナッちゃん」ブースで作者のたかなじゅんさんのサイン入り第5巻を手に入れて、全21巻の「大人買いセット」も代金を支払い会社まで送ってもらう段取りをしましたが、大丈夫でしょうか。たなかさんのブログでは大変なことになったようです。集英社さんは「ナッちゃん」をなめていたのです。改めて第五巻の奥付を見ると2002年1月10日発行となっていて、在庫があったのです。何でネットで買えなかったのでしょうか？
さて東棟の１ＦはFANUCやMAZAKの大型工作機械が動いていました。FANUCの黄色巨大ロボットが大きな鉄のワークを軽々と持ち上げて組み込むデモ、画像処理が出来る目を持ったロボットがコンテナに入ったワークを適切に見つけ出し加工機に挿入、終わると取り出してコンテナに並べるのを見ていると時間を忘れます。でもここは撮影禁止なので非常に残念！なのにデジカメでバシバシ撮影しているのは外国人です。昔の日本人も外国の展示会でこんなことをやっていたのでしょう。
MAZAKの長尺パイプ・形鋼用3次元レーザ加工機は小型のＨ鋼を器用に切断・穴あけ・タップ立てするのを見ているとセールスマンが近づいて来ました。「この機械は埼玉までは納入実績があります。でも群馬はまだです。お安くしておきます。1億円でどうですか？」うーん、確かにこいつがあれば仕事は進むでしょうが、とりあえず買えない！
また西棟に戻って招待券を頂いた関東精機さんのブースを探します。直ぐに見つかり、丁度社長さんもいらっしゃいました。お礼を言って、あれこれアドバイスも頂けました。西棟は大型の工作機械ではなくて工具や工作機械の部品等が展示されています。２Ｆは測定器です。ＴＨＫのリニアモーターなどを眺めてから、搬入口の外で少し休むことにしました。

中では撮影出来ませんが外の風景は問題ありません。

ホットドッグのスタンドには外国の方の沢山来てホットドッグと缶ビールを買っていました。皆さん観光も兼ねて来日して楽しんでいるようです。肩から黄色いバッグを提げています。これは刃物メーカーサンドビックが配布しているのです。私もこの手の記念品が欲しくなってまた会場に戻りました。石油会社は潤滑油・切削油を販売しているのですが、モータースポーツにも関わっているのでレースクイーンのオネエサンが愛嬌を振りまいています。

三菱電機のバッグは大きすぎ、サンドビックは派手すぎです。私が手に入れたのはＳＯＮＹです。ＳＯＮＹは磁気スケールでは老舗メーカーなのです。

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