常備菜（大根葉）

どこの家庭にも作り置きが出来て、少しずつ食べる常備菜があります。我が家の場合は大根葉の料理がそれです。当たり前過ぎて料理の名前すらないし、地味過ぎて「祖母ログ」にも取り上げられませんでした。仮に「大根葉の炒り煮」としておきましょう。作り方は筋肉料理人さんの「大根葉レシピ　辛子高菜風」と似ていますが、大根葉をまず茹でるところが異なります。
大根葉が沢山入荷した時は茹でてから冷凍保存して、都度解凍して料理しています。食材の調達係は私なので農産物直売所に出かけた時は葉付きの大根しか買いませんし、レジの外に捨ててある大根葉を拾うこともあるのです。お店の人もゴミが少なくなるので協力してくれます。葉が付いていない大根を買うなんて考えられません。

昨日も午前中に友人のＹさんと語らって農産物直売所に出撃しました。戦果は、いもがら（乾燥したもの）、カタハ（ムキタケの方言、最近は栽培可能ですが、都会では入手難）、ヤーコン、うどん（幅広のおきりこみ）、アブラナです。白菜はＹさんの畑で頂いたのです。画像にはありませんが聖護院大根と山東菜も畑で引き抜いてもらったのです。毎度ありがとうございます。

日曜日の昼食は必然的に煮込みうどんです。トッピングは煮卵で、主役はカタハです。ちょっとぬめりがあってうどんにはぴったりです。ならぶさ（ナラタケの方言）のシーズンが終わってからはこれでしょう。カタハはツキヨタケに良く似ているので、事故が起こります。でも栽培ものなら安心です。うどんの上にあるのはほうれんそうのおひたしに薬味のネギを散らし、醤油とゴマ油を振り掛けて頂きます。ギリシャ人が何にでもオリーブ油をかけてしまうのと似ています。

帰宅前にＹさん宅で頂いたのがナタマメ茶です。効能があるらしいけれど詳しいことは知りません。癖の無い味でした。

そしてアピオス（アメリカ ホドイモ）も見せてくれました。私が青森でゲットしたものがここ群馬でも立派に育っています。収穫が全て終わったらすこし分けてもらいましょう。

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