桜乃記-さくらのき-

九州に住む、しがない若手サラリーマンが書きつらねた現代の随筆。
日本名刺研究会(会員数2名)の代表でもあります。

出会いは名刺からだとすれば...

2008-04-06 | ビジネス、経営


これは何でしょうか?
勿論名刺ですが。
これは以前名刺交換させていただいた、TOTOの方の名刺です。

よく見るとなんだかぼこぼこしてますね。
そう、点字です。
バリアフリーな設計を追求しておられるTOTOの方ならではの名刺ですね。

名前を出さないように撮ったので、写真が一部分なのはご容赦を。




このように、世の中には様々な名刺があります。
出会いは名刺から始まると言っても過言ではない。
そんな重要ツールである名刺。

あなたは名刺に十分働いてもらっているでしょうか?



プライベートで名刺交換するとき、何の名刺を使いますか?
会社から支給された名刺?


   ビジネスが加速する! すごい名刺

この本には、名刺の工夫の仕方が例も交えて豊富に載っています。


本の著者が言う、印象に残らない名刺を挙げてみましょう。
以下の3つに当てはまれば、印象の薄さでは敵無しだそうです。

①「社名」、「部署名」、「名前」、「連絡先」以外の情報が何もない名刺
②写真や似顔絵が入っていない名刺
③裏面が白または英語の名刺


ちょっ、これ全部当てはまってるじゃん!
本を買った当時、僕はあわててしまいました。

プライベートで先方から名刺を渡されたとき、会社の名刺をそのまま使っていた僕は、
当然のように上記3項目とも条件を満たしていたわけです。


仕事の場面で会社の名刺を使うのは、至極当然だと思います。
(勿論営業の方は、自分の作った名刺を使う必要があるかも知れませんけど)



しかし、プライベートで人脈を増やしていきたい時に会社の名刺を使っていては、
自分という存在を相手に印象づけることは難しいかもしれませんね。


ということで、現在の僕の名刺は上記の三点なんとかクリアーした名刺になっております。


業者に頼むという方法もありますが、僕の場合は自分で作りました。
家電量販店で名刺用の紙を買ってきて、家のパソコンでデザインを作り、プリンタで印刷します。
デザイン作成は、名刺用の紙のサイトで出来ます。

出来映えはやはり業者に頼んだ場合に劣りますが、
すぐ内容を変更できる機動性は、自家製の方が勝っています。



では恐れながら、僕の名刺で工夫した点をみていきましょうか。
ちなみに表裏、両面使用しています。


【表面】

①顔写真を入れた
②左上1㎝四方には文字を入れず、スペースを作った。
 これにより、名刺交換の際右手親指が文字にかかることがなくなります。
③名刺裏面に誘導すべく、「私は裏のある人間です↓」という
 コメントを末尾に入れた

【裏面】

①「お会いした記念日 年 月 日 」という欄を作った
②趣味や血液型等、自分の基本情報を入れた
③このブログに誘導すべく、ネットの検索窓風にデザインを作り、
 「桜乃記」、「検索」と入れた。



あと注意すべき点は、薄い紙を使わないということでしょうか。
ときどき、やけに紙がぺらぺらな名刺を見かけますが、質感が良くない。
デザインが良くても、なんだか安っぽい名刺になってしまうので注意が必要でしょう。

僕の名刺は厚口の用紙を使っていますが、これでも他のものに比べると厚さは普通くらい。
もう少し厚い紙にしたい今日この頃。

自分の名刺はデザインや文字等、まだまだ改良の余地はあると思うので、
どんどん進化させてゆきたいです。