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あるがままに、心のままに

長年観たいと思っていた芝居

2017-06-06 08:34:53 | 
    チラシの表と裏

6月3日に日本橋の三越劇場に見に行った。
古くは、初代水谷八重子さん、美輪明宏さんが演じて、それぞれ時の話題になっていたと記憶している。
近年、東京都の第3セクターが運営している「都民劇場」と称する、舞台芸術を安価で鑑賞する機会を提供する団体が何度か取り上げていて、美輪明宏さんの舞台もあったが、日程と劇場が折り合わず行けずじまいで気掛かりになっていたが、ようやく機会を得た。
今回は新派仕立てで、主演を務める二人の役者は、市川猿之助門下でも売れていた主に女形の歌舞伎役者で、新派に転向したその演技にも興味があった。流石に立ち回りの多い場面でも生き生きと良く身体が動いて活劇的側面も大いに楽しめた。女形役者が演じた女盗賊は華麗で、美輪明宏さんの舞台に通じるもの有りと想像した。狂言回し役の永島敏行さんもいい味を出していた。助演の役者さんたちも流石に芸達者だった。時代背景がら、現実と虚構の世界を行ったり来たりの演出で面白い物があった。
都民劇場は、安価によるため(半年3万円の会費で種々の劇場で5回鑑賞、半年ごとに更新)座席は必ずしも良い席とは言えないが、それなりに楽しめるし、座席の隣近所は会員でまとまっているので、両サイドとは打ち解けてリラックスしていい雰囲気だ。
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