たけのことわらび

堀たてのタケノコと摘みたてのわらびを頂いた。
昔にわらびを食べたのを思い出した。
篠山の疎開先に家族で訪ねた時、蕨の炊いたのとつぶしたての鶏肉を用意してもらった。
遠来のお客に最高のもてなしだったのだと今にして思う。
子供だったのでそんなにご馳走だとは思わなかったけど本当に馳走（どちらも走るという意味）ワラビを摘みタケノコを掘り。
昔わらびの下ごしらえをかまどの灰でしたことも懐かしい。
かまどの灰をわかる若者は少ないのだろうな。
念のためインターネットで調べて、炭酸と熱湯につけて一晩アクをとった。
きれいな緑色の柔らかいワラビと茹でたタケノコを昆布とカツオでしっかりだしを取ってじっくり煮含めた。
本当にご馳走だ。お出汁をたくさん作ったので高野豆腐や南京をついでに炊いた。
あまりたくさん作ると何回も食べることになる。
おいしくできたときはおいしく食べてくれる人がいてくれたらとしみじみ思う。

シャープのマスクがインターネットで抽選で売り出されたと知り、申し込んでみた。
めったに当たることはないだろうが宝くじと同じで申し込まないと当たらない。
難儀な世の中になったものだ。

例年連休はどこへも出かけないが今年は特に何も予定はない。
手間暇をかけておいしいご馳走を作ろうか。
ダイエットを試みていても２kgはすぐ減ったけどそれからが一向に減らない。
これだけ食い意地が張っていては何とも致し方がないか。

焦らず、怒らず、威張らず、腐らず、怠けず何とか頑張りましょう。