幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

暗い気持ちで下す決断は100%間違っている

2017-11-09 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171107-00196237-toyo-soci&pos=2

 私は三十代の終わりごろ、十数年勤めた病院を辞めてクリニックを開きました。不安になった時期もありましたが、実際に病院組織という大きな「群れ」から離れてみると、辞める前の心配事の多くは杞憂だったと感じました。

 もちろん、何の苦労もなかったわけではありません。しかし、ひとたび群れを離れてから自分の身に起きたことは、良いことも悪いことも、群れを離れる前の自分には、想像することすら難しいことばかりだったのです。

 ですから、もし皆さんが、はっきりとした理由があって「群れから離れる決断」をされるのであれば、私は心から、それを応援したいと思います。

 ただし、その時、一つだけ、忘れないでいただきたいことがあります。

 それは、人生を大きく左右するような決断をするときには、自分の心が暗く澱んでいないかということを、しっかりと確かめておくということです。なぜなら、暗い気持ちで下した決断は、百パーセント間違っているからです。追い詰められた精神状態のときには、大胆な決断は避けなければいけません。

 極度の緊張や、疲れ果てた精神状態の時には、判断力が鈍ります。財布を落としたり、約束をすっぽかしたりといった、普段だったら絶対しないようなミスをするのは、だいたい忙しかったり、プレッシャーのかかる仕事や人間関係によって追い詰められている時なのです。

■大きな決断に迫られたときほど不安定

 このことについては、多くの方が同意されるでしょう。しかしながら、実はここには、ちょっとしたジレンマがあります。それは、大きな決断を迫られているときほど、私たちは平常心ではない、という現実です。

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