今日は、七日、七草がゆを作って食べました。
皆さんは召し上がりましたか?
今は、産地指定で生の七草がゆセットやフリーズドライのが売っているので、それを切っていれるか、混ぜて塩やだしや加えればいいだけで便利です。
商売にもなっていますね。
七草は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろです。
お正月でご馳走を食べ過ぎた胃を整える意味もあります。
お雑煮を小さいからと3個ずつ食べたのと、御節などの料理を余分に食べたせいで、少しふっくらしました。w
多いかな?と気付いて途中から2個にしましたが、遅かりし。
膨れたり萎んだり、風船みたいな私。
一定以上は、自然に調節するので、大丈夫と安心しているのですが、また戻るでしょうと楽観的。
こぶ、とか かまぼこ とか、一杯放射能も食べちゃったかも。
春の七草について、調べてみました。
http://www.e-yakusou.com/yakusou/260-2.htm
春の七草
春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)をいいます。
春の七草、セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)
セリ:食欲増進、貧血、更年期障害の予防
ナズナ:下痢、腹痛、腎臓、肝臓の機能を整える
ゴギョウ(ハハコグサ):せき、のどの痛みを和らげる、
ハコベラ(ハコベ):整胃・整腸作用、母乳の分泌の促進、歯痛
ホトケノザ(コオニタビラコ):高血圧予防
スズナ(カブ):根アミノ酸、ブドウ糖、ペクチン、ビタミンC、葉ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1、B2
スズシロ(ダイコン):下痢、消化不良、ビタミンA、ビタミンC
1月7日は、「七草節句」といって、この日に「春の七草」を使った「おかゆ」(七草がゆ)を作って食べると、その1年を無病息災で過ごすことができるといわれています。
これは、平安時代の頃から始まったとされていて、新年を無事に迎えられた喜びと、新しい1年を無事に過ごしてまた次の新しい年を迎えられるように、農作物(たべもの)や神へのお礼を込めた行事です。
近年では、お正月の豪華な食べ物や飲酒で疲れきった胃腸など内臓をいたわる効果やビタミン不足を補う効果があるといわれて話題になっていますが、この風習が始まったころの時代では、バランスの良い大切な食事のひとつでした。
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%82%BB%E3%83%AA/
せり
さわやかな香りと歯ざわりが和風料理にあって、ひたし物、和(あ)え物、汁の実などにされ、すき焼きの具としても賞用されている。漬物にもされ、仙台名産とされている。根も油で炒(いた)めてから、甘く煮て食べる。朝鮮ではキムチに不可欠の材料である。セリは生葉100グラム当り、カロチン1300マイクログラム、ビタミンC19ミリグラムを含む。冬の緑色野菜として、その鮮やかな色と独特の香りが喜ばれる。煮て食べると、神経痛やリウマチに効果があるともいわれる。
なずな(ぺんぺん草)
http://www.e-yakusou.com/sou/soum056.htm
4~5月ころ、未熟果がついたまま地上部の全草を採取して、風通しのよい場所で陰干しにして乾燥させます。
ナズナは、春の七草のひとつとして、古くから邪気を祓い、万病をさけるという、七草粥の風習にはかかせないものです。
春の若苗は、茹でておひたし、あえもの、汁のみなどにします。また、生のまま薄くころもを付けて、天ぷらにします。
高血圧、解熱、利尿、便秘、肝臓病、吐血、血便、血尿、生理不順、下痢などには、乾燥した全草1日量10~15グラムとして、約0.5リットルの水で半量まで煮詰めて服用します。
目の充血、痛みには、乾燥10グラムを水0.2リットルで煎じて、ガーゼで濾してから洗眼します。
下痢、腹痛には、葉や根を黒焼きにして服用します。
ごぎょう(ハハコグサ)
http://www.e-yakusou.com/yakusou/740.htm
有効成分は、全草にルテオリン・モノグルコサイド、フィステロール、無機物の硝酸カリなどを含有する
ハハコギサの全草を、乾燥したもの鼠麹草(そきくそう)は、鎮咳(ちんがいさよう)があります。
たん、せきには1日量10グラムに水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回服用します。
また、よく乾燥したハハコグサを細かく切り、1日量20グラム位を火にくべ、立ち上がる煙を吸っても、せき、たんには効き目があるといわれています。
慢性の気管支炎には、1日量50グラムを煎じて、1日2回食間に服用します。但し、胃痛、悪心といった軽い副作用を伴った場合は服用をやめた方がよいでしょう。
急性扁桃腺炎には、ハハコグサの全草10グラムと0.2リットルの水で煎じて、その液でうがいをします。
ハハコグサの全草の黒焼き粉を作り、トウガラシ粉を加えて、植物油で練り合わせたものを、たむしに塗ります。
ハハコグサの若芽を、摘み取りゆでて水にさらして七草粥(ななくさがゆ)の具にします。
ハハコグサの草団子は、ハハコグサの若芽を、塩を入れた熱湯でゆでで、水につけて軽くアク抜きしてから、細かく刻みます。こねた米(もち米)の粉に混ぜて、よく練ってついてから、餅や草団子を作ります。
また、ハハコグサの若芽を、ころもを薄くつけて天ぷらににします。
ハハコグサは、春の七草のひとつで「おぎょう」といい、昔から若芽をゆでて七草粥にしたり、草団子や草餅の原料にしていましたが「ヨモギ」の方が、緑の色が濃くて喜ばれるようになり、ハハコグサの利用は少なくなったようです。
日本の古書の小野蘭山(おのらんざん)の書いた「本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう・1803)」には「3月3日の草もちはこの草で作ったものであったが、近ごろはヨモギで作ったほうが、緑が濃くて喜ばれるようになった」と記述していることから、草餅、草団子の原料にはハハコグサが使われていたことがわかります。
また、「和漢三才図会(わかんさんさいずえ・1713)」には、胆石に用いる方法として、花をよく乾燥し煙草にして、その煙を吸ったり、または、ハハコグサ、フキの花、熟地黄(じゅくじおう・アカヤジオウ)の3品をあぶってよく混ぜあわせて、炉にくべてその煙を吸うとよいと書かれています。
ハハコグサは、古代に農耕とともに渡来した帰化植物であると考えられています。
ハコベラ(ハコベ)
http://www.e-yakusou.com/yakusou/730.htm
ハコベは、ほとんど1年中生育しているので、必要なときに全草を採取します。
ハコベの、全草を天日で乾燥したものを、生薬で繁縷(はんろう)といいます。
ハコベの、成分については、詳しいことは分かっていません。昔から血の道を司どる植物で、婦人の産前産後に用いられています。
産後の浄血、催乳、肝臓病のむくみに、繁縷(はんろう)を、10グラムと水0.4リットルを煎じて服用。
産後の浄血薬として、また乳汁の分泌のないときに茎葉を煮たり、あるいはひたし物として食べたり、乾燥した全草を煎服したりすると乳の出がよくなります。
また、ハコベを常用していると脚気にも効き目があるとされています。
歯ぐきの出血、歯槽膿漏の予防には、ミキサー、ジューサーなどで青汁をとり、油気のないフライパンで食塩を適量加えて、よく乾燥させ緑のハコベ塩を作り、これを指先につけて歯をみがきます
塗布:新鮮な葉を摘んで、よくもんで柔らかくしたものを貼る。はれもの、歯痛に。
若苗を摘み、ゆででおひたし、あえもの、汁の実。生のまま天ぷら。また、熱湯を通して、塩をふり漬け物にします。
元祖歯みがき粉
和漢三才図絵(1713)には、生のハコベを搾った汁と塩をアワビの貝殻に入れて焼き、乾いたらハコベの搾り汁を入れて焼く、これを七度繰り返した、塩ハコベを指先につけて歯にがき粉にしたという
ハコベには、ハコベラ、ハクベ、ハッカソウ、ベニソル、ビズル、アサシラゲ、ヲシズリ、ネコノミミなど多くの別名があります。
春の七草のひとつで、日本の各地の山野、路傍、垣根などのいたるところに普通に見られます。
日本では、古くからハコベ塩を歯磨きして用いていました。
古書の「和漢三才図会(わかんさんさいずえ・1713)」には、「生のハコベをしぼってとった青汁を、塩とともにアワビの貝殻に入れて焼き、乾けばまた青汁を加えるということ七度におよぶ」という記述があります。
名前の由来は、本草和名(ほんぞうわみょう)には、波久倍良(はくべら)の名が記述されていて、転訛(てんか)して、ハコベと名がついたという。
また、帛(はく・絹布の意味)とは、茎から出る白糸(導管)をあてて、ベラは群がるという意味があるという。
すずな(かぶ)
http://www.e-yakusou.com/sou/soum069.htm
すずしろ(だいこん)
http://www.e-yakusou.com/sou/soum037.htm
ほとけのざ(たびらこ)
キク科の仏の座
これが七草のほとけのざのようです。
しそ科の仏の座
食用には適さないようです。
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%83%9B%E3%83%88%E3%82%B1%E3%83%8E%E3%82%B6/
【仏の座】
[学名:Lamium amplexicaule L.]
シソ科の越年草。茎は下部で分枝して立ち上がり、高さ10~30センチメートル。葉は対生し、茎の下部のものは葉柄があるが、上部ではなく、半円形で縁(へり)に浅い鋸歯(きょし)状の切れ込みがあり、相対して茎を車座に抱く。名は、この葉の状態を仏座に例えたもの。また、葉が数段になるのでサンガイグサ(三階草)の名もある。春、葉腋(ようえき)に筒状唇形で長さ1.7~2センチメートルの紅紫色花をつけるが、多くは閉鎖花となって、つぼみの状態のままで開かないで結実するものが多い。畑や道端に生え、ユーラシア大陸、アフリカ北部に広く分布し、北アメリカに帰化する。なお、春の七草のうちのホトケノザは本種ではなく、キク科のコオニタビラコだといわれる。ところが、京都冷泉(れいぜい)家に残る、春の七草を書いた掛軸にあるのはオオバコであり、異説もある。
http://gogen-allguide.com/ho/hotokenoza_kiku.html
キク科のホトケノザ(たびらこ)で、しそ科の仏の座は、食用に適さない。