スカーレット手帖

機嫌のいい観客

【考察中】男子アイドルの事務所戦略について

2014-02-18 | 好きなもの
女子アイドルについての言説はいろいろあるものの、
男子についても体系的に捉えてみたいじゃないのこんなにハマってるんだから。

ということで、まだまだ深掘りが足りませんが
まずは各事務所のいちづけについて、まったくの主観でとらえました。
現時点での頭の中のまとめを置いておきます。
随時加筆(予定)。
御意見募集。


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(1)事務所ごとの特性

元祖男子アイドル帝国 ジャニーズ事務所
日本男子のカワイイ、カッコいいの雛形を提供してきたと言っても過言ではないアイドルキングダム
電波活用での知名度獲得戦法はさすがのひとこと

老舗が放つ新世代わちゃわちゃ男子軍団作戦 ワタナベエンターテイメント
総勢30名になったDBOYSという母艦を元手に根こそぎ吸い上げそうな勢い
比較的若く、ポップな見せ方がうまい 下部組織やオーディションも充実
テニミュはじめ舞台や特撮への常時供給で、カワイイだけじゃなく意外と出来る感

さわやかリア充感満載、若手俳優集合のお祭りが派手なアミューズ
年末のスーパーハンサムライブは10周年へ
三浦、佐藤のツートップがここまで引っ張り上げてきた感あり

少数精鋭、綺羅星のラインナップが素晴らしい研音
何と言っても福士蒼汰の爆発力がいまいちばん旬なメンオンスタイル
俳優で美形で長身が揃っている メインは役者なのでユニット活動は「特別なおまけ」感がある

2010年代女子アイドルの覇権ノウハウを余すことなく活用スターダスト
新世代女子ののろしをあげたももクロを輩出するスタダ3部のノウハウを男子アイドルにも適用
キワモノ的切り口で耳目を引きながら、みんな実は美形 という、外サックリなのに中しっとり感
下部組織も充実しており今後が恐ろしい

実はブームの火付け役、黒船KPOP
00年半ば以降の積極的なアジア進出が、日本の男子アイドル界に地殻変動を起こしたことはまちがいない
SMエンタテイメントのごりごりの箱売り商法も、おおいに見習うところがあったのではないでしょうか
ビジュアル面でも、これまでジャニーズに倣えだった見せ方に大きな影響を与えていると思う
(ヘアカラーでの個性出しやファッションなど)

ヤンキーとファンシーに支えられる現代のネオ族、EXILE
どう見てもいま日本で一番売れているアイドル、エグザイル
ニホン古来の族文化をいろんなもののマッシュアップでど真ん中感満開にさせた点は驚愕の極み
曲が非常にとっつきやすいというところがものすごく戦略的だと思う


あと、ホリプロやトップコートとかトライストーンとかわりとおなじみの事務所もいろいろあると思いますが
このへんは個体売りなんでしょうかね
研究を続けたいと思います
この記事も参考にしております


(2)男子アイドル戦国時代から学ぶこと

■パイオニアジャニーズの栄光と衰退から学んだ(と思われる)各社のメインドメインの打ち出し方

■男性アイドル自身が、自分たちがかわいいことに積極的である という変化及びオンナの財布が強い現状

■ファン心理のあおり方(ニッチでも愛せる実感がほしいという風潮、オタク心理のメジャー化)

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業が深いよ!!

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