これは、昭和20年頃に小学校の先生がガリ版刷りで家庭に通知した文章です。
・・・・・養蚕も日増しに忙しくなって農家の皆様もさぞ大変なことゝ思います。
学校の方も五月二十七日より六月二日までの七日間農繁休暇になります。
従って二十七日より二日まで授業は致しません。
学校の教育目標の中にもあがっている「勤労いやがらない子供」を養成するために御家庭におきましてもこの休み、皆様方の御協力をお願いしまして一年生にも出来る仕事を見つけ与えて毎日の出来不出来を何等かの方法で記帳していただけたらと思います。
尚一日に一度は本を開くことを忘れないように心がけていただきたくお願い致します。・・・・・
俺達が子供の昭和32年頃は、幼児以外はどの農家の子供は学校に行く前に一仕事、帰ってからも農作業を手伝うのが当たり前でした。
親の苦労と仕事をする意味というものを小さい頃から身を持って感じた団塊の世代でした。
疑問:農繁期はいつ? 地域によっても作る作物によっても違うのだろうナ!けれど関東は5月~7月にかけてだろうと思う。なぜなら7月15日が農休みだから!
疑問:保育園はいつ? 当時は保育園や幼稚園などなかった。農繁期には小学校に季節保育所という形で2~3日遊ばせてもらった記憶があるだけです。 そこでサイトで調べました。
(大正10年に、父母が農作業中、田畑にただ放置されたままの幼児を見た愛知の明光院が農繁期の幼児保育始めたのが発生だそうです)
追記: 10日に田植えを終えました。11、12日と枝豆の出荷に追われた我が家の農繁期です。 疲れたので支離滅裂の内容でした。 pm10時、以上