まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

記憶の闇…霞

2016年03月23日 | 日記
二日ほどY村の友人宅にとまった。

春は強張っていた身体が緩んでくる。
この処 いのししの出てくる山道を氏とお散歩。

映画好きの氏とあれやこれや。
信頼回復(3か月ほど合っていないだけ)と関係性の再生(今更壊れる関係でもないしもとより壊れようもない)
ま 大げさなものではないが…元気な顔を見るだけで安心する。
お互いに見ている映画がダブっている。
そして それぞれの感想が或るところは同じで又細部が微妙に違う。
その事が面白い。

「韓国映画はあまり見ていないんだけど…お薦めってある❔」
山ほど見ている。
お薦めの…(恋愛映画以外で)と聞かれるとその山の中に気持ちが埋まる。
脳が緊張する。
見てもらいたい作品がありすぎて…結果何も浮かばない。

頭の中に浮かぶ俳優の顔や映画のテーマ、ストーリーは鮮明なのに…それを説明する言葉が薄ぼんやりと霞む。

身体は緩んで 動きやすい季節。
反対に脳みそは硬くなっていくばかり。

硬い引き出しをこじあけてこれはと思う映画をすすめる。

氏は律儀にメモを取る。

5作品ほど…吟味して推薦しながら…彼女の文字が美しい事にきづく。
いまさらながら…

薄味の海老煎餅を仲良く食べる。

彼女は減塩生活に入っているので、すべからく薄味に…進める作品も薄味にと思うのだけど。
お隣の国の映画は濃ゆい味の物が多い。



そして3日後の今日。

彼女に薦めた映画が思い出せない。

記憶が薄ぼんやりで、散漫になっている。

記憶の闇というほどの深刻さはなく、斑(まだら)に近い。
記憶に霞がかかっている。
単にまだら惚けなのか。
まだらをつぎはぎしてみても…まだら模様にしかならない悲しさ。

今日は早めに眠る事にしよう。

明日は きっと思い出す。

絶対に
コメント
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