今日は昨日に引き続き河原の土手沿いを歩いた。
昨日の水中の大きな鯉の生態とサクランボの実態がわかった。
(昨日見つけたサクランボ)
この河川公園一帯の土手の両岸に植えられているのは、ほぼソメイヨシノでサクランボは見当たらない。
なのにこの木だけ何故なのだと、特定の枝かなと辿っていくと・・。
(根元で別れた桜の木)
根元で別れていて、細い方にサクランボが付いていた。
「ひこばえ」とも違っているが、原種の性質が出ているのかも知れない。
(鯉の季節)
昨日も岸辺で、大きな鯉を見かけて休憩中などと書いたがとんでもない誤りだった。
今日の河原の、水辺の草の中で展開しているのは、水しぶきを上げての大騒ぎ。
4~7月が鯉の産卵期で、水中の草の根などに卵を産み付けるらしい。
メス1匹にオスが4~5匹も群れてバシャバシャと大変な騒ぎ。
見れば幾つかのグループがあって、かなりの数が泳いでいた。
鯉の「恋の季節」の後、水温にもよるが3日~1週間で孵化するらしい。
さて、謎が解けたところで周辺を歩く。
(豚菜:ブタナ)
駐車場ワキに小さなタンポポ風に沢山咲いていた。
名前に似ず可愛い花。
命名者は誰?まさか万太郎では・・。
(蓮池)
蓮池には、「蓮」はもちろん「睡蓮」も葉っぱを広げていた。
黄色のカキツバタも咲いていた。
先ず睡蓮そして蓮の順に花が咲く・・予定。
(ハルジオン)
(ヘビイチゴ)
(キツネアザミ)
(ムシトリナデシコ)
(オオキンケイギク)
蓮池とヘビイチゴの他は、雑草の可愛い花をパチリと撮して歩いたのだが、最後は駆除対象の花。
日本に持ち込まれた時は園芸種や、築堤工事の美化用に植えられたものらしい。
ところが繁殖力が強く、在来種が駆逐される状況になって特定外来種に指定され駆除されるはめに。
ペットでも、亀だのリスだの熱帯魚だのと、持ち込んだ挙げ句に駆除対象になっているものは多い。
日本に古い時代に渡来した動植物などは、やがて日本固有種と見まごうばかりに馴染んでいる。
瞬時に地球の裏側からでも渡来する現代では、人間も動植物も戸惑ってしまうのだ。
キンケイギクも、希望して渡来したわけではないのである。
「ウオーキング下手な考えせず歩く」・・・しろ猫
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