朝方にはパラパラと雨が降ったりして驚いた。
直ぐに止んだし、午前中が雲が多いと予想して歩きに出た。
▲(午前中の曇りがちの南の空)
雲の流れが早く、日差しと雲が10分おきくらいに変わっていく。
▲(僅か5分後の南の空)
先日父の日プレゼントで貰った、雨・日傘兼用の傘を手にして家を出た。
木山川添いに歩いてみる。
▲(栗のイガ)
堤防道路に上がる手前に栗の木がある。
実はついているかと覗いてみたら、ちゃんと小さなイガ栗が見えた。
堤防上の道路にあがると、途端に風が強くなってきた。
丁度去年の今頃のブログに、当町の水害の記事をUPしている。
▲(去年の水害)
堤防は切れなかったものの、水は堤防を越えてしまった。
根こそぎ倒れた木は綺麗に皮まで剥がれていた。
この状態が堤防上に延々と続いていた。
▲(堤防の外の田んぼ)
田んぼも流木などに覆われて、農道も通行不能だった。
ちょうど、一年が経過し流木等の除去や農道等の復旧は終わった。
ただ、今日歩いて見ると堤防の数カ所や田んぼに被害を受けたまま放置されている所が目立った。
▲(堤防の内側箇所)
左岸の橋脚の下から下流に向かって、大型土嚢で応急の処置がされたままの箇所がある。
▲(堤防の外側法面の崩落箇所)
さらに下流部右岸では、堤防の外側のコンクリート法面が、崩落した状態のまま。
崩落したコンクリートも夏草に覆われて一見すれば自然堤防のように見える。
この他にも、この川の上流部では川より高い位置の県道が濁流に削られて、今も片側通行実施中。
去年の洪水の量は当地でも珍しいほどだったので、今年はそれ以上にはならない見積もりなのだろうか。
一年経っても、堤防の損壊箇所は各所とも応急土嚢の設置以上には復旧していない。
わが町の中小河川より、もっと被害の甚大な地域も多いのでそちらが優先されるのも判る。
ただ、今の状態で去年並みの洪水となると多分お手上げとなる。
▲(堆積土砂を一箇所に集めて田植えをした田んぼ)
ほとんど田植えを諦めた田んぼの中で、土砂を一箇所にまとめてその他の部分に田植えをした田んぼがあった。
個人が出来る対応はここまでがやっとである。
いつになったら、田植えが出来る田んぼになるのだろう。
などと思いつつ歩いていたら雲が切れてカンカン照りになってきた。
此処で用意の日傘を広げたら、気温がす~っと下がるのを感じた。
表がシルバーで裏地が黒のUVカットの傘が役に立ってきた。
風が強いので、傘の端がパタパタと音を立てるのが少々気になるが・・。
20分くらいで今度は曇り始めたので、傘をたたむ。
その傘をたたむ動作の途中から、カアカアとカラスが鳴きながら頭上を飛んでまわる。
その鳴声に呼応して、5羽くらいが集まって来て波状的に飛び回る。
傘の裏地が真っ黒で折り畳むとカラスの羽根や体の形状に酷似している。
どうやら、仲間が理不尽な扱いをされていると誤解をしたようだ。
あわてて折り畳んで、シルバーの傘入れに収納すると少し落ち着いてきた。
▲(監視中のカラス)
取り敢えず収納を終わると、先回りして電線上から下を見おろすカラスに点検をしてもらった。
どうやら仲間が捕らえられたのではないことが判ったらしい。
それ以降は、鳴声も聞えず飛びながらついてくることもなかった。
危機管理も、非常時対応もどうやらカラスの方が一枚上手のような気がした。
それに、誤解が解ければさっと対応を改めるなどなかなかのもの。
カラスと黒いものは微妙な関係にあることを、カラスに教えてもらった。
「見上げれば見下ろすカラス何か言う」・・・しろ猫
「 堤防上の道路にあがると、途端に風が強くなってきた。 丁度去年の今頃のブログに、当町の水害の記事をUPしている。」
私の趣味はビーチコーミングです
海岸を歩き堤防にも上がります
其処の先には釣り人が沢山います
聞くと大分釣れているようです
普段は穏やかな堤防付近の海です
一度荒れだすと波の力は想像以上です
怖いですね
こんばんは
良いですね、堤防上の散策は広々として・・
でも、荒天時は豹変しますから
お互い近づかない方が良さそうですね。
しろ猫