昨日はじつに盛り沢山の出来事に包まれた一日だった。
句会の後に、酒を伴う反省会が予定されていたのでバスで町へ出た。
市役所前でバスを降りて、坪井川沿いを会場の方に向かって歩いた。
(行幸橋から見た坪井川)
熊本城の堀の役目を果たしている坪井川には、「水明かり」という夜のイベントのための竹材が設置されていた。
長塀沿いの緑地とお堀の中に、暗くなると点される無数の明かりがちょっと幻想的な雰囲気を醸し出す。
(清正公像周辺)
さすがの清正公も、竹矢来のような照明の設備に囲まれて苦笑い。
それにしても随分な人が何やら立ち働いていた。
(城彩苑)
桜馬場内にある城彩苑も人出が多かった。
コロナ警報レベルが1に引き下げられて、徐々に人出が戻りつつあったが、今日は圧倒的な増え具合。
(城彩苑催しコーナー)
城彩苑のほぼ中央にある催し物の舞台では、邦楽の演奏や民謡・踊りなどが披露されていた。
坪井川大園遊会の標示物を見て、始めてその季節が来ていた事に気がついた。
一帯の水明かりも、例年園遊会と同時期に開催される。
会場に向かう道すがら、大勢働いていたのはボランティアで、資材の撤収作業だと判った。
つまり夜は雨の予報で、水明かりのイベントは急遽中止が決まったのだった。
句会は和気藹々の中で進行し、私の句も何句か抜いて貰った。
その後は、徒歩で反省会場になっている居酒屋へ移動。
酒を飲みながら反省できるわけもなく、ただ無闇と飲んだり食ったり・・。
会も終盤になる頃、ちょっとした爆弾発表があり会場蒼然と言うか唖然!
内容は人生色々なので割愛。
小雨が降り出した町を帰りのバス停に急いだ。
(バス停前のデパート)
バスを待ちながら見上げたデパートの壁面は、スワローズ村上選手の偉業を称えていた。
暫くしてバスが来て乗り込んだ。
比較的バスは空いていて、ゆっくり二人がけシートに座れた。
と・・、シートの窓際にスマホがあるのに気づいた。
誰かが席取りをしているのかと見回したがそれらしい人は見当たらない。
仕方がないから、運転手に届けようと思った矢先に若い男性が乗車してきた。
真っずく惑うことなく私の席の方に歩いてくるので、咄嗟に「これだろう?」とスマホをかざした。
「はい、どうもスミマセン」などと言いながらスマホを受け取って、運転手に事情を説明して下車して行った。
幾つか前の停留所で忘れたのか?この停留所で降りたが忘れたことに気づいて再度乗り込んできたのか?
酔った頭で推理したが、結論は出なかった。
少し飲み過ぎて、頭が正常動作しなかったが一夜明けるとスッキリ。
(今朝の空)
昨日の水明かりのイベントを中止に追いやったあの天気は何だったのだろう。
爽やかな10月10日スポーツの日の、休日の朝だった。
先般の東京オリンピックは、いつのことだったか記憶にもないが、その前のオリンピックは覚えている。
スポーツの日(旧体育の日)は、オリンピックの開会の日で国民の祝日になっていたからである。
こうした日は、日そのものに意義があるのに、移動させて連休をつくるのよろしくない。
頭がスッキリして、ン十年前の五輪も思い出せた。
ただ、昨夜の一連の出来事の中に依然謎のままの部分もある。
が、ま、それは考えるだけ無駄だ。
「ぶらんこは揺れない時が歌になる」・・・しろ猫
こんにちは。
毎回の素晴らしい一句‼️
私などの及ぶところではありません。
とても勉強になります。
ありがとうございます。
竹千代
いやはや、お褒めにあずかり光栄です。
この句は何処かに出して没になった句なんですが。
私としては捨て難く残したいと思っています。
結局、自分の句の選者は自分なんですよね。
しろ猫
こんばんは。
私は句会にも入っていませんし、何処かに応募したこともありません。
勉強もしたことの無い素人ですから、まるで邪道の駄句ばかりかも知れませんけど、十七文字で気持ちを綴ると、日記帳の頁の節約にはなりますね (笑)
@しろ猫さんの作品には感動をいただくことが多いです。
これからも宜しくお願い申し上げます。
竹千代
そうですね、日記の代役にもなりますね。
その時々の心模様も反映していますし・・。
お互いに頑張りましょう。
しろ猫