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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ハガキの木の葉にビックリ

2018-12-20 10:58:10 | 日常あれこれ
 今年最後の謡曲の練習に参加した。

 途中の休憩のとき、年賀ハガキの話になった。

 沢山出すのに大変な人、喜寿を過ぎたので皆さんに断って数年前から止めている人などいろいろだった。

 話の最中に、鞄から木の葉っぱを取り出した人が、葉っぱの裏に何やら書いて皆に配り始めた。

 葉っぱには引っ掻いたような跡があったが、暫くすると葉っぱの裏に文字が浮き出てきた。

 
 (文字が浮き出た葉っぱ)

 「よいお年を」と書かれた葉っぱに皆しばし呆然。

 「葉っぱに書いた物ということで”はがき”です」という言葉に再び呆然。

 タラヨウの葉と聞いたが、名前もさることながらまったくピンとこなかった。

 書く時は、インクの出なくなったボールペンが一番いいそうで、爪楊枝などでもいいという話だった。

 家には作りかけの年賀状の束が待っている。

 一応通信面も宛名面も印刷を終わって、空けて置いた空欄に手書きで一言付け加えるつもりで準備している。

 
 (半分くらいは書き終えた年賀状)

 年賀状を整理しながら、「タラヨウ」という葉っぱの名前を思いだし、気になったのでネットで調べてみた。

 漢字では「多羅葉」と書いて、ハガキの木とあった。

 通信文を書いて切手を貼って出せば定形外郵便で出せるとも書いてあった。

 葉っぱに由来する言葉には、古く「万葉集では言葉、言羽、辞の三種」が使われ、「徒然草では言葉」、「古今和歌集では:・・・よろずことの葉とぞなりけり」と使われているそうで、次第に言葉ということばが一般化したようである。

 「欲しい人は葉っぱどころか、木をあげますよ」と、葉っぱを配りながら言うので「大きくなるんですか」聞いたら「かなり大きくなります」という返事に、貰うのを諦めた。

 例えハガキになろうとも、庭に大木はご禁制のわが家なのである。

 年賀状の断捨離はどうにか出来そうだが、庭の大木の断捨離は一筋縄ではいかない。

 「言葉の木枯らさぬように辞書を引く」

 
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