九月最後の日も、朝は清々しかったが日中は暑くなった。
私用で街中をウロウロするついでに、里山や麓の集落に小さな秋を探してみた。
▲(里山:船野山と雲)
この山には、面白い形の雲がかかることがあるので時々眺めている。
急に思い立って、コースを変更し頂上を目指してみた。
▲(里山:船野山への登山道)
麓の集落を抜け、いよいよ登山道に入って200mほど登ったところで諦めた。
道は両側の植生で狭くなるし、倒木や木の枝が散乱。
薄暗く少々危険を感じたので本日ここまで。
中腹や集落付近をウロウロすることに・・
▲(野菊:ヨメナ?)
▲(アレチハナガサ)
▲(マメアサガオ?)
▲(排水溝の露草)
▲(色づき始めた柿)
中腹に春先に桜の花見に訪れたことのある、小高い丘があるので立ち寄ってみた。
▲(桜の花)
ソメイヨシノなのに、この一枝だけ緑の葉っぱが少し残っていて、数輪の花を咲かせていた。
遠くには、我が町の田んぼ地帯を挟んで熊本の市街や金峰山が見渡せた。
▲(熊本市遠望)
今日の街中ウロウロの目的はほぼ達成したので、腹も減ったし帰ることにした。
小さなOB機関紙の編集で、紙面の一部空白埋めに写真を入れようと地震や水害の復旧工事現場を回ってみた。
復旧については、現在進行形ばかりを見続けてもう8年になる。
復興10年計画は、災害に強い市街地の整備、中央を走る道路の拡幅などのインフラ整備。
それが完成するまで、個人の元の位置での復興はできない。
東北が未来の姿を示し、能登が過去の姿を示している。
先は、長いとしかいえない。
「水溜まり季節の雲を映し出す」・・・しろ猫