カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

天草へGO!(その2)

2019-09-25 19:47:28 | おでかけ
 天草市牛深で有名なのは、ハイヤ踊り。

 ついでに、絶妙なカーブを描いて港の上に架かる橋は、ハイヤ大橋。

 
 (ハイヤ大橋)

 ただでさえ風の強い天草の海の上の橋となれば、風対策は必要。

 そういうことで、両側の歩道の外側には風を上手く逃がすブレードが取り付けてある。

 独特の外観デザインは、空力もちゃんと考慮してあるということだろう。

 橋のすぐ下は、道の駅「「うしぶか海彩館」があって、鹿児島県の長島とのフェリーのりばも隣接している。

 
 (ハイヤ踊りの像)

 ハイヤの踊り子の像が牛深漁港の入り口沿いに建っている。

 ♪牛深三度くりゃ三度裸♪という唄のくだりもあるようで、宵越しの金は持たねえ式の華やかな往時を忍ばせている。

 この牛深ハイヤの踊りは、祭りでは牛深を目指して観光客が押し寄せるが、わたくし的には押し寄せて見たことはない。

 牛深の女子高校生が、威勢よく、かつ若々しく踊るのは何度もお目にかかったし、昨年行われた「全日本川柳2018熊本大会」ではオープニングを飾ってもらい、全国からの参加者を大いに喜ばせて頂いた。

 女子高校生の踊りも、かなりお年を召した方の踊りも基本は同じだが、やはり若々しく溌溂とした外連味のない踊りが年寄りの私でも好きである。

 熊本には山鹿の灯篭踊りもあって、これも頭に灯篭を載せた女子高校生が彼方此方のイベントに引っ張りだこだが、これも好きである。

 この二つの踊りは、「ハイヤの動」と「灯篭踊りの静」で両極にあるが、どちらも若い人に受け継がれているところが凄い。

 時間も押してきたので、世界遺産になった崎津の集落に向かう。

 
 (崎津教会)

 この教会自体は、絵踏が行われていた場所に教会を建てたいという神父の強い願いで明治時代に建てられたもの。

 世界遺産に登録されているのは、禁教令下で集落全体が潜伏キリシタンとして、信仰を偽装しつつ絶妙に和の文化と共存していった歴史物語にある。

 明治以降の教会も古いが、それよりも少し高台の港を見下ろす位置にある神社の意味合いの方が、集落の信者にとっては深かったはずである。

 集落が世界遺産に登録されている意味合いは、そこにある。

 さて世界遺産に登録されて、観光客が急に多くなったらしい。

 が、しかし10年くらい前に訪れたときにも居た猫たちは、関係なさそうに寝っ転がったまま。

 
 (崎津の猫たち)

 猫島の猫は、ぞろぞろ寄ってきて観光客を喜ばせたりするが、ここの猫はまったく動じないで道の真ん中で寝ているものもいる。

 町猫として定着していて、人間と猫との関係はつかず離れずの自然体。

 この後、大江の天主堂や下田温泉を経由して、天草五橋の5号橋の横の高台で休憩。

 
 (2号橋から4号橋)

 この辺りは「天草松島」というくらいで、沢山の島が点在する。

 その島から島へと橋を架けて、離島の天草を陸続きにしてしまったのは随分昔の話である。

 はじめは有料だったが、沢山の利用者があって早々に無料になってしまった。

 新しい1号橋が加わったりして、道路の高規格化が進められている。

 てなことで、往復295Kmの天草移動計画の検証が終わった。

 思えば、以前同窓会のイベントでイルカウオッチングを計画し、相方と検証に行ったときは山ほどのイルカに遭遇したが本番では1頭も出なかった。

 昨年の同窓会では山登りを計画し、これも相方と検証登山をしたが下山途中で相方が滑って手を骨折し、計画も急遽変更した。

 今回の検証では車での移動が検証の対象なので運転には最大限注意した。

 よって、とても疲れた。

 日帰りのコース設定は、もう少しゆったりとしたモデルコースを検討したい。

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コメント
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