カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

一枚の写真

2019-09-19 10:06:40 | おでかけ
 どこの町でも、その町の代表的な風景がある。

 坂の町であったり、代表的な建物が見えたり、柳のそよぐお堀を小舟が浮かんでいたりする写真を見ると、何処だが直ぐ分かる。

 その町を代表する風物は、昔からあったものや新たに作られたものもある。

 町を歩いていて、観光客がカメラを構えている場所・構図は、旅先での思い出にしたい一枚の写真の撮影現場なのである。

 先日、藤崎宮秋の例大祭で、久しぶりに町を歩いていると、そういう人達にたびたび出会った。

 
 (熊本城と路面電車)

 通町筋の電停と熊本城がうまい具合に重なって、人気の撮影スポットである。

 直線の道路が、電停の手前ですこし曲がっているので道の真ん中まで出なくても、歩道から撮ることができる。

 
 (芝生と線路と熊本城)

 市街地の中心部分だけ、涼しさと景観のために芝生が線路の敷石のかわりに植えられている。

 町中の道路で、しかも路面電車の通る場所という意外性と、カメラの位置を少し変えるだけて見慣れた町が違って見える。

 
 (ビルとくまモン)

 地元の人には真新しい再開発ビルだが、よそから来る人達にとっては大きなくまモンの方が撮影の対象になり易いかも。

 ここのショットで撮影する人達が増えれば、設置者の思惑が当たったことになる。

 様々なアングルでの映像をお互いに見せ合うことは、確かに楽しい。

 なにげなく見える一枚の写真にも、撮影者の意図がちゃんと込められている。

 ただ、無為に捨てられ、指先一つで消去されてしまう写真もまた多い。

 「膨大な写真見ることなく整理」・・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする