カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

江津湖の花火大会

2019-09-01 13:54:58 | おでかけ
 昨日は、日中は阿蘇で夕方からは花火と多彩な一日だった。

 歩数計はゆうに17000歩を越えていた。

 震災からの復興を祈る花火大会は、昨年は台風の接近により中止されていて、今年は2年ぶりの大会となった。

 お盆明け以来ずっと梅雨のような天気が続き、降雨が危ぶまれたものの予定通り開催されることになった。

 健軍電停までバスで行き、あとは歩いて会場まで移動する。

 会場の下江津湖の広木公園から動植物園付近まで人で埋めつくされ、何万人いるのか不明。

 カウントダウンとともに大西熊本市長の点火で、最初に直径200mの大玉が打ち上げられて花火大会が始まった。

 
 (直径200mの花火)

 あとはオープニングとしてコンピューター制御による音楽に合わせた花火や、地元の企業等の提供による花火が多彩に打ち上げられた。

 
 
 
 
 
 打ち上げ花火もさることながら、音楽にあわせて右へ左へと打ち分けたりグルリと回ったりする特殊の仕掛けは楽しませてくれた。

 途中でショボショボと2度ほど小雨が降ってきたが、直ぐに止んで観覧にはさほどの支障はなかった。

 ただ、過去の他所の町での花火大会での事故の教訓があるため、相当に神経を使った交通統制がなされていて、ゆっくり歩いて入退場をすることを求められた。

 確かに混雑のネックを作らない誘導路や、巧みな統制で結果的には事故も無くそれなりに電停まで移動出来た。

 
 (アーケードの商店街)

 商店街は日頃見慣れない人の群れで埋めつくされた。

 
 (日中の商店街入口)

 三十数年前には、わりとこの商店街に近い所に住んでいたことがあり、普通の買い物はこの商店街で済ませていた。

 あの頃は、シャッターで閉まった店など殆ど無く、夕方には元気な売り声が通りに響いていたりしたものだ。

 大型郊外店が沢山進出し、それに比例してだんだん人通りが少なくなっていった。

 
 (健軍四つ角の交差点)

 いつの頃だか忘れたが、東京で歩行者天国やスクランブル交差点の様子をテレビで眺めてから間もなくして、この交差点がスクランブル化されたことを知った。

 結婚して北海道に住んでいた頃、熊本の友人と電話で話したとき「何か変わったことはないか」という私の問いに「健軍電停の交差点がスクランブル交差点になったくらいかな」と答えて、私を驚かしたことが記憶に残っている。

 今日はバスもシャトル便を出したりして、通常の路線バスもコースを変えたり、時間は有って無いものになっていて、バスや電車の乗り場に移動する人で交差点はごった返していた。

 帰りのバスが来ないので、次の停留所まで歩く・・・を繰り返しているうち、降りる予定のバス停の一つ手前のバス停でやっとバスが来たが、乗らずにやり過ごした。

 花火会場から、家まで歩いてしまった。

 若い頃は、むしろ運動のつもりで面白がって早足であるいていたが、この年になると散歩程度の速度になる。

 ゆうに1時間は歩いてしまった。

 家に帰りついて、シャワーを浴びた後阿蘇から買って来た酒を飲んでみたら、とても旨かった。

 健軍からバスや電車で帰ろうとしていた人達は、今頃自宅に帰りついているだろうか、と、ふと思った。

 ついでに、私もあと何年花火を見るのだろうか、とも・・・。

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コメント
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