カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

台風対策はやっぱり大切

2019-09-23 11:07:17 | 日常あれこれ
 今回の台風は少し油断があった。

 進行方向や距離などから、それほどの風は吹くまいと思っていたのだ。

 なにしろ我が家の立地は、接近時の東寄りと南寄りの風は九州山地が弱めてくれるし、さらに東と南の隣家が守ってくれる。

 一番の弱点は、県全体がそうなのだが西寄りの風に弱く、しかも局地的には西側は広い駐車場でまともに風を受ける。

 今回は当初東寄りの風、台風の進行に従って南寄りの風となった。

 想定では我が家付近はさほどの風は吹くまいと、オオカミ少年よろしく台風対策を少々手抜きをした。

 葦簀は撤収したものの、簾は2枚完全に外さず窓に密着させて下を適当に固定する程度にした。

 植木鉢も2鉢だけ玄関に入れ、屋外の飛びそうなものの上には、水をいれたポリタンクなどを乗せておいた程度だった。

 一晩中風が簾をゆすり、閉めた雨戸に当たる音が響いて眠りを妨げた。

 
 (台風一過の空)

 台風一過の爽やかな青空とはいかず、多少雲を引きずっていて、なかなか今度の台風は執念深かった。

 南東の風に対しては、問題が一つだけあるのは以前から分かっていた。

 東隣と南隣の家の間にあった温室が無くなって、風の吹き出し口のようにまとまった風が吹き抜けてくる。

 吹き出し口にあるミニ菜園には、一本だけトマトが残っていて、このトマトの様子が気になって朝イチで雨戸の間から確認した。

 
 (頑張ったトマト)

 なんと、倒れずに頑張って立っていた。

 なにしろ、本気になって台風対策をしたのはこのトマトだけだったから、何となく台風に勝った気分になった。

 支柱を立て、そして支柱に支えを入れ、更に2方向に杭を打って支線で引っ張って補強しておいたのだ。

 わずかな柱の筋交いの有る無しで地震の被害が変わったように、ささやかな細い麻ひもの支線が強風から守ってくれた。

 転がっている5~6個の植木鉢を元の位置に戻し、倒れた庭の草花の先をカットしているうちに、伸びすぎた庭木が邪魔になって枝先を剪定するはめになった。

 だいたい思い付きの作業は、だんだん大事になり易い。

 ミニ菜園の横に掘った、除草や剪定くずを入れるための穴がだんだん埋まってきた。

 
 (穴に放り込んだ草花など)

 もう少し草花が萎れたら、体重をかけて踏みつければ、まだまだ今シーズンは持ちこたえるスペースは出来ると思ってはいるのだが・・。

 3年するとかなり土に戻るので、3か所の穴をグルグル巡回して掘りまくる作業をもう20年くらい続けている。

 私的には、可燃ごみとして出さないし、土作りにもなるしエコだと自賛している。

 ただ今回の台風の教訓は、対策は大小を問わず手抜きをするな、だった。

 予想できない場所での豪雨や突風の話が最近は多すぎる。

「油断大敵」とか「後悔先に立たず」とか、昔の人は良いことばかり言っている。


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コメント
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