Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

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菜根譚 後集37項

2019-09-08 14:31:12 | Weblog


秋明菊(Japanese anemone)


時当喧雑、則平日所記憶者、皆漫然忘去。
境在清寧、則夙昔所遺忘者、又恍爾現前。
可見、静躁稍分、昏明頓異也。

時、喧雑に当らば、則ち平日記憶する所の者も、皆漫然として忘れ去る。
境、清寧に在らば、則ち夙昔遺忘する所の者も、又恍爾として前に現わる。
見るべし、静躁稍分るれば、昏明頓に異なることを。


「喧騒と静寂の分かれ目」
騒がしくゴタゴタしている時に出会うと、普段記憶していることまで全部ボンヤリとして忘れてしまう。
これに対して、サッパリと安らかな環境にいると、とっくの昔に忘れてしまったことまで、ほのかに目前に現われて思い出される。
環境が静かであるか騒がしいかの何れかに少しでも分かれると、ボンヤリするかハッキリするかと云う判断の違いが、直ちに出て来ることを知っておくべきである。

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