1枚目目の写真は新発売の「金華山 弁天餅(べんてんもち)」のパッケージ
2枚目の写真は、「金華山」と刻まれた大きな一里塚碑
先日嬉しい知らせが届きました。
信仰の島、金華山の黄金山神社の12年に1度の巳年御縁年大祭が執り行われる今年、土産品となるお菓子が新たに販売されました。
その名は「金華山弁天餅」石巻市内の製造業者らが合同で製造し、販売したものです。
以前2013年10月13日付で「金華山 式年柴燈大護摩祈願・火渡り祭」の記事をブログに載せましたが、あれから12年経過した巳年が今年だったのですね。
そして当時、「金華山」の御石碑の裏側に江戸時代に刻まれた薬草餅の作り方が書かれていることを発見した石巻出身の女性の提案により、これを参考にして作った餅を石巻の名物にできないかと相談したことがあったのでした。
しかし、当時は、試作段階まではいったものの完成には至りませんでした。それを当時の立案者の一人の本間修二さん(石巻出身者)達が10年余り経過した後再び計画を進め完成させたものなのです。
さっそく購入しました。知人にも試食して頂いたりしています。冷凍保存ができるので便利です。
甘すぎず美味しかったという感想をいただいています。確かに口当たりが良いです。2種類入っており、一つはこし餡入り、もう一つは餡なしで表面に金粉がかけてあります。健康に良さそうです。
購入する際は、石巻市立町の「萬楽堂 ☎ 0225-22-3348 fax 0225-96-4434」に連絡をいれてください。1セット6個入り(写真)
料金は 1200円+消費税8%+クール便料配送料です。
その他、石巻市役所1階の観光案内物産所や女川あがいんステーション、ホエールタウン牡鹿内の観光物産交流施設Cottu等でも販売しています。
御縁年大祭が始まった3月18日から売り出されています。
石巻日日新聞によると、 「金華山」の石碑の裏の文章の内容は、要約すると次のようであると書いてあります。
「石巻出身の三春屋平吉は、若い頃に旅の僧から薬草を用いた練餅の作り方を教えてもらった。天保の大飢饉の時、江戸に行ってこの餅を売り、求められれば惜しみなく製法を伝授。多くの人を救った。石巻に戻ってから改良を加えて味もよくし、庶民の生活を支える食べ物として重宝された」
そして、「平吉は、この滋養餅は金華山弁財天が旅の僧を通して告げたものだったと感謝し、65歳の時に石碑を建立。後世に伝えるための製法も記したとされる。」あります。
また、金華山について調べてみると、
今から1270年ほど前にみちのくの山より日本で初めて金が産出し、陸奥国守が黄金を献上した。金の産出を祝して秀麗なお山、金華山に金銀財宝守護神金山毘古神、金山毘売神を奉祀し神社を創建したのが金華山黄金山神社であるということが書いてあります。
東奥三大霊場として知られている信仰の島。神の使いとして大切に保護されている鹿や猿などの野生動物とも出会うことができ、島には様々な登拝堂が造られており、体力に合わせて島めぐりが楽しめるようです。
金華山では今年10月まで様々な行事が続きます。夏の暑い中、海の中の島は涼しいかもしれませんね。私にとっては珍しい様々なお祭り簡単に見に行けないのがちょっと残念ですが、(フットワークが重くなってきているため)行ける方は、今年の旅行の予定に入れてはいかがでしょうか?
今年の大祭のポスターとチラシです。
金と健康に良さそうな「金華山 弁天餅」の組み合わせ、気持ちよくいただけそうです。
私は弁天様のご利益
東北が初めてなら、金華山から涌谷を通って、藤原氏の金色堂まで、金の道をたどるのは、文化の由来をめぐっておもしろいかも。何かにこだわってめぐるという旅は楽しいわよね。
今は、旅にはいい季節ですね。
黄金山神社は「3年続けてお参りしたら一生お金に不自由しない」とも言われています
豊かさを感じながらのパワースポット巡り楽しそうです