写真は南浜つなぐ館の中の様子
お知らせが遅くなってしまいましたが、1月から2月29日まで「南浜つなぐ館」で旧門脇小の記憶と記録を伝える企画展示が開かれています。
校舎の一部解体が進む中、地域の象徴として親しまれた門脇小学校の歩みを知ってもらおうと、公益社団法人「3・11みらいサポート」が企画し、地元町内会やNPO法人「石巻アーカイブ」などが協力して開かれました。
写真は会場の中の一角です。
震災前のジオラマの他に、同地域や石巻周辺の地図、旧門小の写真などが所せましと展示されていました。
前回まではなかったシアタールームができていました。
震災当時の様子を知ることができるようです。
展示の中に、旧門脇小の創立から歩みがありました。
それによると、当校は1873年(明治6年)創立(第七大学区第二中学区第八二番)
となっています。
そして、1887年(明治20年)石巻小学校の分教場となる とあります。
そして、1892年(明治25年)門脇尋常小学校となる となっています。
以前、震災直後門脇小学校の校長先生に当校が石巻で1番最初につくられたと伺っていましたが、それは1873年の創立のことなのかなと思いました。
そして「門脇」と名のついたのが1892年なのでしょうか。
現在地に校舎が移転したのが1902年(明治35年)とのことです。
ちなみに、それより6年前1896年(明治29年)に釜分教場が落成しています。
1941年(昭和16年)門脇国民学校と改称
そして、1946年(昭和21年)釜小学校独立
1947年(昭和22年) 戦後ですね。門脇小学校と改称されたのだそうです。
(この時にはまだ校歌がなかったのですね。だから私たちが校歌のお披露目をすることになったのですね。)
1979年(昭和54年) 石巻市立大街道小学校が独立開校
1982年(昭和57年) 新校舎完成・西校舎改築落成式
(私が新校舎に入ったのは、3年生か4年生の時のように思います。その新校舎とは違うのかな?)
そして、2011年(平成23年)東日本大震災に伴う津波及び火災により焼失
これにより管理・普通教室棟焼失
石巻市立門脇中学校三階を間借りし教育活動を再開
2012年(平成24年) 仮設校舎完成(図書室他特別教室等)
2015年(平成27年) 石巻市立石巻小学校と統合し閉校
などとあり歩みを知ることができました。
その他、当地域の昔の写真や地図等壁面いっぱいに展示され懐かしい風景もありました。
ちょうど見にいらしていた年配の男性は、震災時外国にいて石巻に帰ろうとしたところ、今来ても大変だから来ない方が良いと言われた話やその他しばらく話していました。
そんなふうに当時のことや自分の体験などを話したくなるような空間でした。
間もなく終了という時期ではありますが、もし、可能であればご覧になってはいかがでしょうか。
南浜町・門脇の現在の様子
改めてすごい出来事だったのだと感じさせられます
東松島でも新たに高台にできた団地の中に新しい校舎が建てられ、と「宮戸小学校」と「野蒜小学校」が統廃合され、校名は、「宮野森小学校」として平成28年4月の開校しました
そして校章・校歌も新しく作られました。
校歌の作詞・作曲は、加藤 登紀子さんです。歌詞を紹介したいのですが、紙面が足りません。時代が込められた歌詞になっていると思いました
わが母校石巻市立湊第2小学校は私が幼児の頃に設立で、震災から2年後に廃校が決定しました。60年くらいは続いたようです。 廃校と共に校歌もなくなります。湊中学校は残ります
祈念公園の中の展示などで伝えてほしいですね。
大勢の子どもたちを育んだ海の近くの少し近代化された学校でした。あの時代の明るく右肩上がりの勢いのある雰囲気、懐かしいです
その企画展、行って見たいですが、今回は無理なので、そのうちまたやってくれるといいなあ。