小さな文字を見続けることが続いている。
視力だけでなく、気力が追いつかなくなる。
その場を少し離れて公園をゆっくり歩く。
整備された公園は、健やかに伸びた木の枝が元気いっぱい。
今、まさに葉っぱ天国。大好物。
聞こえてくるクラクションは大きな鳥の声。
子供たちのはしゃぎ声は小鳥のさえずり。
時々野良猫たちがこちらを見てくる。
ごめん、何もあげるものはない。
本当の森は怖くて歩けないんだろうな。足元も危険がいっぱいだろう。
擬似森を歩き、擬似言葉に対峙する日々。
それでも自分は自分 と頷いている。
君子蘭、赤っぽいオレンジしか知らなかった。
調べると、クリーム色もあるらしい。
メンデルの法則かなんかで花の色の比率を覚えたな。
その記憶を頼りにすると、白系は希少種ってことかな。
これはなんともいい加減な話なので、気にしないで。
この季節、クリーム色の君子蘭より、暖かさを感じる赤系の方がいいし。
と言いながらも、クリーム色の君子蘭、ちょっと見てみたいと思ってる。
いつか、そんな出会いがあるかも。
今は、この赤は君子蘭の色として最良のもので間違いない。
この花壇の前の所有者がいなくなった。
こぼれだねだろうか、残った株だろうか、蘇った。
ノースポールは脇に植えられることが多い。
メインの植物は抜き取られたあと、かろうじて残ったのかも。
ノースポールの和名は寒白菊。「寒」は付いていても花期は長い。
今は隅っこでも、少しずつ株を大きくして花壇を賑やかにしてくれるかも。
力強い。辛抱強い。我慢強い。
その生命力は晴れ晴れの白。元気をありがとう。
地下からエスカレーターで地上に上がった・・・つもりが
おおっ、頭上にタコが、フグが、カメが・・・
こういうの、楽しい。水中で遊んでいる気分。
ちょっと気になるのは、タコってサァ、水中で赤くないよね。
ま いいけどね。だって、タコにしか見えなかったから。
設置作業風景を見たかったな。
夜も見たい。夜の海中になってるんだろうな。
選挙の期日前投票に出かけた。
日は傾いてきてたけど、半袖Tシャツで歩いている人を複数見かけた。
マスクが熱苦しく感じた。
樹々はすっかり初夏。緑葉の色も動いてる。
まだまだ寒暖差のある不安定な気候は続くけれど、明らかに「初」は来た。
今年は早めに動かねばと、エアコンの取り替えを見積もってもらった。
想像の倍の価格だった。びっくりした。
諸々の価格高騰は、賃金アップのための序章か。
世界情勢などの背景はうまく利用されてるかも。
電気代をとことん上げて原発容認へと誘導されてるみたい。
こちらは操り人形。せめて選挙で意思表示くらいは。
「初夏」は「晩夏」で終わる。
「序章」はどんな「終章」を用意してるのかな。
