木地の雛人形。こけし雛というのかな?
E叔母からN叔母を経て、ここに来た。叔母たちはもういないので、由来は全くわからない。
並べながら、餅が足りないかな と思ったけれど、これだけ揃っていれば十分。
箱で受け取った時には、こんなに立派な五段飾りになるとは思わなかった。
一人も欠けることなく、よくぞこんな遠くまで来て下さった。
次に受け渡すまで、ちゃんと守れるか、少し心配。
先日、何十年ぶりにNさんの家を訪ねた。
玄関に、自分の作品を見つけた。別の部屋にも・・・
大切に飾っていて下さったことを知って、感謝の思いがあふれた。
まるで、自分を見守ってもらっていたような気持ちだ。
物には、物であることと同時に、持っている人の思いがあるのかもしれない。
こけし雛、叔母たちの想い出と一緒に守っていこう。
大切にする気持ちが増します。
きっと、叔母たちも喜んでいるでしょう。
先日この人形の画像をインスタグラムで公開した後、ネット検索し貴殿のこの記事に辿り着きました。そのインスタグラムの投稿はこちらです。
https://www.instagram.com/p/DHDiEz1IKMt/?igsh=MTFpNGQ4Mm1oMHdocA==
私は昭和生まれの福島県三春町出身の音楽家で、日本の音楽大学を卒業した翌年の1984年以来ドイツに在住していまして、1991年からそのドイツ国内の某田舎町の中小規模のオーケストラでヴィオラ奏者をしています。
実家の唯一の生き残りの家族であった母が3年前に亡くなり、私の雛人形はその1年前に母の家を整理中に天井裏から出て来たもので、母はその時既に介護施設に入居しており、この人形は私がそのまま引き取ってドイツに持って来ました。購入したのは母ですので、今では大切な母の形見です。
インスタグラムの投稿で書きましたように、この人形の出どころがわからないのですが、貴殿もわからないとのことで、他に関連する情報は見つからないので、どうやらネットでは突き止められないようです。
貴殿のお写真を拝見するに、私の組み立てたものは配置が間違っているようです。次回は貴殿のを参考に正しく組み立てたいと思います。
唯一見つかったこの人形に関する貴重な記事ということで、コメントを残させていただくことにしました。御迷惑でなかったことを祈ります。
それでは失礼致します。どうぞお元気でお過ごし下さいませ。