心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

雨上がりの騒動

2021-06-17 23:35:54 | 日記

朝方の激しい雨が嘘のように上がった。爽やかなひとときが訪れた。

風を入れたくて窓を開けた。気持ちよい風が入る。

外のいろいろな音に混じってどこかで電話が鳴ってる。

遠い音のようなので気にしなかった。

雑用の手を止めると、まだあの音。

慌てて自分の携帯電話を探した。

置き忘れたまま呼び出し音が続くことはしばしば。

自分の静かな携帯は見つかった。まだあの音が続いてる。

何かあった ? 少し変だと思い始めた。

誰かの大きな声が響いた。

「大丈夫なんですね。連絡しちゃったから、あとで警備員さん来ますよ」

警備員さん ? 何事 ? 警察でも消防署でもなく 警備員さん ?

あとで分かったのだが、ことのてんまつはこう。

警報器が鳴り続けることに気づいた人が、警備進さんに連絡した。

次に警報音の出どこを探してそこを見に行った。

そこにはお年寄りがひとり、何事もなくテレビを見ていた。

テレビに夢中の耳の遠い人に、警報音は聞こえなかった。

警備員さんが来ることを知らせたくてもなかなか伝わらない。

思いっきり大きな声で何度も何度も説明して・・・・

結果、火災でもなくガス漏れでもなく、ただただ無駄に警報音が鳴っていただけ。

ま、よかったね、何もなくて。

窓から入る風が届けてくれたハプニングだった。