心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

今も昔も変わらぬもの

2021-06-12 21:32:58 | 日記

道を少しだけ変えると、もう知らない世界になる。

この神社、初めてだぞ。

住宅に追い詰められて縮小したらしい。

脇の石碑に350年程前に「建立された」とある。

当時は普通の江戸の村だったのだろう。

多分木造の建物だった。

縮小された分頑強になったに違いない。

整備されている様子から、守神として大切にされていることがわかる。

建立当時の人々は、どんな思いでこの鳥居を潜ったのか。

望むものは私たちと似ているのだろうか。

しばらくここで妄想に浸ろうと思った・・・が

小さなウィーンという羽音で覚醒した。

やばい。蚊の餌食になってしまう。

何百年前も同じだったかもしれないと思いながら、速攻退去した。