自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

地中海4カ国8日間の旅・5日目

2017-02-27 | 海外旅行
今日も快晴で日中は18度まで気温が上昇したが、日程的に旅行中で一番忙しい1日となった。
ついに楽しみにしていた南フランス・コートダジュールを歩くことに。
朝一でニース近郊のグラースへ。
グラースはシャネルN05がうまれた町で、香水5000年の歴史があるそうだ。
グラースにあるフラゴナール香水工房を見学したが、(入口の写真)一歩建物に入った途端、甘い香りが鼻をくすぐった。
私にとって香水工房見学は初めて。
香水が出来るまでの工程の説明を聞いて初めて、香水が高い訳が分かった。
多くの花びらからできる香水は、ほんのちょっぴりだから。
ツワー参加者にはご夫婦も6組くらいいらしたが、みんな買っていた。
それから弓なりの湾が美しい町ニースではまず旧市街を駆け足で散策。
ちょうどニースでもカーニバルがあっていたようで車窓からチラ見。
マセナ広場付近は古い下町の風情があり、市庁舎近くにはお土産物屋が並んでいた。
お決まりの教会も。
そして有名なプロムナードの、プロムナード・デ・ザングレを散策。
イギリス人の遊歩道という意味の海沿いの道は、青い空と碧い海とヤシの木で南国ムードいっぱいだった。
旧市街を駆け抜けて海岸にたどり着いた時、期待通りの碧い海・地中海が目の前に広がって、ずっと砂浜にとどまっていたいくらいだった。
南地中海の暖かい日差しを浴びて、のーんびりとビールでも飲みたいなーって気分にさせられた。
骨董市があっていて賑わっていた。
ランチはニース風サラダとチキンで、旅行中昼と言わず夜と言わず毎回完食。
ランチ後、高い場所にある道路を通ってエズヘ。
エズは断崖絶壁に寄り添うように石造りの家並みが続く町。
海抜420mの断崖の上に、まるでおとぎの国のように存在していた。
石畳の坂道を登って行くとだんだん地中海が見下ろせてきて、入場料を払って植物園に入ると、そこからはさらに絶景ポイントが待ってました。
見下ろした先にあった橋は、相棒と35年くらい前相棒の運転する車で通った道だった。
帰りは急坂を下りながら土産物屋をちょっと見ながら。
下りきって例の橋を渡った所から見たら、本当に絶壁の上にエズの町があることがよーく分かった。
日が傾きかけた頃モナコ公国へ。
言わずと知れた故グレースケリー妃の国・モナコで、世界で2番目の小国であり、私にとっては2回目の訪問。
でも35年くらい前とは別世界で変貌が激しく、ホテルやマンションが乱立しているモナコ公国にはすごく驚いた。
添乗員S氏の話ではバスの通行料金が160ユーロ、私たちが停めた駐車場料金がほんの1時間くらいだったが200ユーロもした。
私たちが行った当時から物価が高かったけど。
モナコ公国といえばグレースケリーとF1レースとグランカジノが有名というわけで、F1レースコースを上から。
モナコの大公宮殿へと豪華な邸宅を眺めながら歩いて行ったら、ちょうど5時の衛兵の交代時刻だった。
中には入れなかった大公宮殿。そして今も写真が飾られている故グレースケリー妃。
大公宮殿のある広場からはモナコ公国が一望だった。
実は35年くらい前にイースターの休暇を利用してドイツから車で来た時、ちょうどサンレモ音楽祭があっていた為(知らなかった)、どこのホテルも満室で泊まれなくて、子供2人がいたのにモナコの丘の上の小さな公園で、今流でいえば車泊する羽目に。
モナコ公国最後はカジノで、特別にエントランスだけ見学ができてしばし優雅な雰囲気を味わえた。
さすが金持ちが集まる国・モナコ公国。
やっぱりモナコ公国は住めないけどまた来てみたい。
モナコ公国の夜景が見れなかった代わりにニースの夜景。
日本と違ってオレンジ系の明かりばかりなのでおとなしめ。
夕食はこってりきたピザの仲間のような前菜と鯛料理で、上品で美味しかった。




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