'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

第55回岩手県中総体サッカー競技1日目

2008-07-19 23:29:10 | 桜町中サッカー部関係

 1年とは早いもので、今日は中総体県大会初日。開会式を見ようと一関の自宅を6時20分頃出発し、遠野中体育館に着いたのは8時ちょうど頃。すでに、入場行進が始まっていましたので、急いで室内へ。

 「優勝旗返還、前年度優勝一関市立桜町中学校」、優勝旗を持ったときの重みを感じ、この1年様々苦労したキャプテンから返還でした。
 今年もこの優勝旗を目指して練習してきました。各チームの熱戦が繰広げられます。

 初戦は、盛岡第4代表大宮中。初めての対戦で、どのような闘い方をするのか興味を持って練習風景を見ていましたが、桜町中に着任した教頭先生と話をすることになった。「どちらの出身ですか?」「何年生まれ?」「??」。
 なんと同じ中学校柔道部の二つ上の先輩で、昔話で盛り上がってしまった。昔より痩せていてわからなかったのですが、どこかに面影あり懐かしい一時でした。もしかすると、この人から1本背負いを教わったかもしれませんね。
 さて、試合の方は、前半15分にサイドからのセンタリングに合わせられ失点。何とかなるかなと思いつつもリズムがつかめず、そのまま前半を終える。
 中盤が空きすぎて、ほとんどフリーで相手が支配し、前線へボールを運ばれ苦慮している面が目立った。
 後半、10分頃に同点に追いつき、追加点の機会がないまま時間が過ぎる。ちょうど、ゴールの後ろを通りかかった時に、うまくギャップをついて追加点をとり勝利することができた。

 この日の試合では、大宮中に多数の応援団がかけつけたが、桜町中へのエールもあり、感謝!の一言でした。大宮中学校の応援は、爽やかで中学生らしく好感を持てました。これが中学校なんだと再認識させられました。勝負のないところが、またいい事だと思います。

 大宮中サッカー部の皆さんのひとり一人の今後の活躍期待しております。

 一関第三代表東山中対盛岡第二代表城西中。圧倒的な強さで城西中が、8対0で勝利しましたが、東山中の3年生は少ない中よく頑張ったと思います。新人戦では、だいぶ変身した東山中の雄姿が見える感じがしております。
 城西中は、ポストプレー・ドリブル・サイドの仕掛けなど、多彩な攻撃で
だいぶ成長しておりました。先輩の息子さんも、故障といいつつ、左足で柔らかいシュート放ちいいセンスを感じました。このまま、うまく育ってくれればいいかなと思います。

 一関第二代表中里中対盛岡第一代表厨川中。厨川の攻撃を想定しつつも、防御できないところが、強さなのかもしれません。常に、このレベルと一緒に試合していれば、維持できるはずなんですが、地域レベルの底上げが必要だと思います。
 それでも中里中が、頑張った試合だったと思います。

 2回戦の相手は、北上南中。春先の練習試合では、2本とも0:0の引分で、何とかなるかなと思っておりましたが・・・・・。

 試合は、無情にも2対0で敗退。戦術的には、引き過ぎたかもしれませんが、技術・体力も北上南中の方の格が上でした。
 子供達は、サイドから割られても必死に守りきっていましたが、前半ロスタイムにコーナーキッからのボレーで失点。同点期の後半15分に右クロスからFWが胸でトラップし、そのままゴールを決められ失点。前後半共、痛い時間帯に失点し、次の策を出せなかった気がします。しかし、ボール支配率を見ても、得点以上の内容でした。焦る気持が空回りで、力を発揮できなかった気がします。
 なんとかこの子供達も、最終日までと思っていましたが残念でした。試合後のベンチでは、悔し涙を流す3年生・2年生が印象的でした。いつかは負けると思っていても、現実となると厳しいですね。中学生にこれほど頭を下げさせる必要はありませんね。頭をさげるべきは、回りの環境です。

 今日の試合結果です。

 今年の3年生は、昨年の優勝の重圧の中で、いろんな面で苦労したと思います。まさに優勝旗の重みでしょう。中総体予選前から意識が変化し、浮かれていた気持から、勝てない焦りなど。ここ1ヶ月で、精神的にだいぶ変わってきましたが、ここ1週間は、3者面談のため自主練習。キャプテンの強いリーダーシップで狭いグランドで練習してきましたが、夢は叶いませんでした。
 それでも、昨年全国に行った生徒達ですので、どのようにすれば全国へ行けるかは、肌身経験しているので、自分が指導者になった時は、どのような練習をすればいいか解っているはずです。今後の活躍期待しています。
 お疲れさまでした。

 夕方、桜町中脇の武道館で練習している「三関柔道スポーツ少年団禅塾」を見て挨拶してきましたが、NECを退職された柔道協会の理事長や山田町出身の国士舘高校出身の大先輩が杖を持って見守る中、指導者4名で子供達4名を熱心に指導していました。今、小学生の塾生が5名しかおらず人数不足に悩んでいるようです。
 
 そのように考えると、指導者レベルの熱き思いが足りないことを感じられました。人数がいるだけ桜町中サッカー部の子供達は、前途洋々なのかもしれません。
 
 頑張って行きましょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。