今日は、前沢ジュニアサッカー少年団の卒団式。ようやく、春らしくなり、山の白さが一層際立って見えるし、清々しい毎日を送っております。
焼石岳も綺麗だったし、早池峰も前沢からは良く見えるんですね。
今年の卒団生13名ですが下級生から各自に、色紙が渡され上機嫌でした。県大会では結果を出せず苦労した世代ですが、中学に進学してもサッカーが出来るように、楽しさを教えたつもりです。人数が多い分、中学校で切磋琢磨できる環境であれば、すぐに結果は出ると思いますので、先ずは勉強ですね。
団員もキッズを含めると80名弱にもなり、5年前に比べると大きく成長しました。
引き際が大事だと思って、前沢での指導も3年を区切りと当初思ってましたが、結果が出ず私自身も苦しんでおりました。なにせ、サッカー協会再登録時は、6年生一人、5年生二人。あとは4年生以下で、主体は3年生だったかもしれませんね。強引なリーグ戦参入に心配して手助けしたのが本音だったかと思いますね。1年目、2年目は勝った記憶がありません。負けては涙・涙・涙で、楽しさなんてありゃしない。ベンチに入るのも、審判するのも負ける事が前提ですので、子供たちに笑いをどう持っていくかが課題で、勝負は二の次です。ただ、年々明るい先は見えてはいました。
先ずは、立地位置。奥州と一関の中間であり、グランドが大人用2面(中学・いきスポ)が隣接し、そしてインターチェンジから近く、小学校が7つもあることで、すそ野は広いので盛り上がること間違いなし。そんな感じでした。
そして、組織的に大所帯の少年団になりましたし、指導スタッフも来年は4名が入ってくる予定ですので、私が前沢に来て指導した役割や目的は達成できたと思っています。
午前中はグリーンアリーナで親子サッカーがありましたが、私は書類をまとめて卒団式では何をいうか整理してました。いざ、送別会に行くと、私以上に子供達が気遣ってくれて感謝しております。ほんと有難かったです。ありがとうございます。
私からは、「世界にひとつだけの花」の詩を読んで、育成会の方に気付いてほしい事を話したつもりですが。
花屋の店先に並んだ
いろんな花をみていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争う事もしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる?
そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい
困ったように笑いながら
ずっと迷ってる人がいる
頑張って咲いた花はどれも
きれいだから仕方ないね
やっと店から出てきた
その人が抱えていた
色とりどりの花束と
うれしそうな横顔
名前も知らなかったけれど
あの日僕に笑顔をくれた
誰も気づかないような場所で
咲いていた花のように
そうさ 僕らも
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい
小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
No.1にならなくてもいい
もともと特別な Only one
ひとりひとりを大事に育てていれば、勝負はあまり気にする必要はない気がします。
「世界に一つだけの花」
何せ老体には、年々きつくなってきてましたので、子供達には前沢ジュニアサッカー少年団でコーチとしては卒業。どこに行っても、困っているのであれば、助けることが出来るようにしたいと思います。
頑張って行きましょう。