続・知青の丘

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いつの間にかスチール缶に

2021-04-26 22:40:03 | ちょッと言わせて

いつのまにか青い空がのぞいていて
キリン一番搾りの缶が
アルミ缶からスチール缶に変わっていた!!
外観は全く変わっていないような~

つい3日ほど前買ったのはアルミ缶だった。
空き缶をそれぞれ手に持って比べてみると
やはり重さが少し違う。
それから、潰すときの感触も違う。

これで原価が安くなるのかな~

いつから??
TV観ないし、CMとかで触れていたのかな~


いつまでも振り返る空き缶に 姫乃彩愛
(現代川柳『琳琅』2021-3より)

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本日5月4日に同じ店で購入したのは
アルミ缶でした!
一体どうなってんの!?
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何れ菖蒲か杜若

2021-04-26 13:11:54 | 俳句
でんでん虫の会代表の藤田踏青さん(『豈』仲間)から
参考にと最近送られてきた冊子を
簡単に紹介しておこうと思います。




自由律俳句も現代川柳も、
現代俳句(狭義の現代俳句があるとすれば)も
いづれあやめかかきつばた、というようなもの。

ボーダレスな短詩型の領域なので
私は、作者が、俳句といえば俳句、川柳といえば川柳と
受け取ることにしています。

自由律俳句協会なるものが立ちあげられたんですね。
(2020年11月30日発行)


年間句集2020『きゃらぼく』作品より
好句を少し~

最後の脱皮をさてどう生きる      天野博之
太陽を孕み昼下がりのダイバーたち   幾代良枝
万物枯色に染めあげ太陽の美意識    後谷五十鈴
カメムシだけが聞いていた長い説教   谷田越子
覇気がある時のひよっとこ       中谷祖啓
水っぽい心で返事聞きに行く      野田麻由可
夭折の少なすぎるグラスの傷      藤田踏青
純真という謀略少女は鈴なりの赤い実  三好利幸
深海魚の静かさひかりは要らない    山本弘美
まだ誰にも見せない新月の貌で歩く   ゆきいちご
未来が溶けていくひぐらしが鳴いている ユチカ・ヘルべチカ


*ブログ俳句新空間には、
藤田踏青さんの加藤知子句集『たかざれき』評が
UPされています。
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最期の晩餐には何をたべるかな

2021-04-24 23:01:55 | つれづれ
三男の嫁の
お父さん代わりみたいなおばあちゃんが
96歳で亡くなり
昨日の18時からの通夜式、
今日の14時からの葬式があり
参列、焼香をしつつ孫守をしてきました。
2歳と5歳のチビたちもがんばって
これらの行事に付き合っていましたねえ。

ああ~明日はゆっくりできるなあ~
と私たちでさえ思っていたところ
息子も嫁もお母さまもさぞやそうしたかっただろうに

お寺にお礼参りにいかないといけないので
また守をお願いと言われました。

お寺さんから2回も電話がきたそうで~
お経もあまり上手じゃなかったし
断れば良かったんじゃないのとは言ったのだけれど
長年の付き合いがあるのか

人さまの家のことだし・・・

嫁は仕事も辞めて
母親と共に在宅で看取りをしていました。
おばあちゃんのたっての願いが
生家で死ぬということでした。

救急車を呼ぶときも
絶対に病院には行かないとゴネたそうで

2月3日救急車で運ばれ
急性期は脱して退院したものの
癌末期でもあり
最初は殆ど食べ物を受け付けていなかったようですが
私達夫婦でアイスクリームを持ってお見舞いに行ってから
ものは限られるでしょうが
少しづつまた食べられるようにはなったと聞いていました。

でも、この4・5日はもう何も受けつけなくなって
衰弱されていったようです。
死亡診断の前の8時間前くらいまで
意識があったと聞きました。

在宅介護の期間は約1か月半
十分に親戚や友達みんなとお別れしての最期でした。
なんとも幸せな最期だったように思いました。

私は最期に食べたいものは
なんだろうなあ~

たった今思ったのは
鰻のせいろ蒸し・・・

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河原鶸と『つぐみ』と中永公子

2021-04-17 21:49:18 | 俳句
今朝、息子が
ヘンな鳥がいると教えてくれたので
庭をのぞくと
やけに黄色の目立つ鳥がいた。
初めてだったので
「春の鳥」で検索したら河原鶸という。
草の種を食べると書いてあったが、
菜の種を食べにきていた。

窓越しで3~4M離れたところから、
そーっと撮ってみた。
かなりボケてはいるけれど
羽の黄色だけは分かりますね。


俳誌『つぐみ』2021年2月号と4月号を
(編集発行は、つはこ江津 さん)
御恵贈くださったわたなべ柊さんが
4月号には「風のあんないーわたしの好きな句ー(80)」欄で
拙句集『たかざれき』を1ページ(2段組)ご紹介くださった。
この場を借りて御礼申し上げます。

さてさて、きょうのメインはこれです!


わたなべ柊さんが栞を書かれている
中永公子(1953年生)の句文集『星辰図ゆるやかなれば』
(ビレッジプレス刊、2017)も同時に頂いたのですが、
この中に
中永さんの1985年5月の出産時についての記述が
大変興味深いし面白い。
あ、これだ!!
と思った。

私はいつも、とんでもない場面で、俳句を書きたい、という衝動がおこる(困ったものだ)。そのときは、二番目の子供を産むために、分娩台に上がった瞬間だった。
(略)

縄文の壺のぞきこむ 胎の冥さ
うねりくる陣痛 ガラスの補陀落船
胎ぬける鉄いちめん薔薇の渦
咲き初める朝日 弾丸となる赤子
五月闇逆さ落としに子は生まれ
産声がつらぬく ずんどうの世紀末

これらは、
第一句集『モンゴリアン』(1988)に収録されているらしい。

表現者としての矜持ような覚悟のような意地のような。
表現者として母であることを乗り超えんばかりの句群だ。
このような試みのせいか、
出産後三日三晩高熱にうなされたという。

色々と実績があり評価もあるお方のようなので
ご存知の人からすれば
さもありなんということかもしれないが
こういう先輩に出会えて(本を通して)
まことにうれしいかぎりだ。

なんとなく理解できるし、
そうありたいと強くおもう。

等身大の女の結婚や出産、子育ての俳句では
月並みの領域に留まるだろう。

『つぐみ』2月号のほうには、
熊本から横浜に転居された星永文夫さんの俳句7句と短文が
巻頭に掲載されていました。
どこに行かれても
さすが、星永文夫と
思わせる諧謔味のある句と文でした。

末尾になりましたが
わたなべ柊さんとは、
「豈」を通じての俳縁で
一度もお会いしたことはありません。
よく考えれば
実際にお会いしたことのない俳縁が多いようだ。


コメント

「連衆」へも「俳句新空間」へも送稿終了!!

2021-04-12 21:04:48 | 俳句
宿題みたいに抱えていた
同人誌『連衆』90号へ「帰郷子」12句 
(連衆へは5日頃でしたが~)
同人誌『俳句新空間』14号へ「白粧花」20句
やっとメールで送りました。

スッキリしました!

白粧花はおしろいばなと読めるかなあ。
オシロイバナは子どもの時から知っていますが
漢字でこう書くのは最近知りました。

狭庭のこでまりと一重山吹
      

で、
ある有名ブランドのCMで帯をハイヒールで踏んだとか
いやいやあれは帯ではなかったとか
話題にあがり
それは寺山修司の映画「草迷宮」に
着想を得たということですが
その大元の泉鏡花の「草迷宮」を
ブックオフオンラインで注文
ついでに、
他のもまとめて800円で手に入りました~
勿論店頭受取です。
あの「外科室」と「天守物語」以来、
泉鏡花には惹かれていて
読み始めました。



箱根空木の花がもう咲いているんですね。
頂きました。
紅に濃淡があってなかなか佳いですね。


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