続・知青の丘

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京都非公開文化財特別観覧ツアー(その3)

2014-11-19 17:15:40 | 旅行
今日のブログは
肝心なものは撮影禁止なのでたいした写真はありません。

<京都国立博物館>
8時40分頃、「鳥獣戯画」展を観るために着いたときには
すでに歩道に長蛇の列!!
まだ博物館の敷地にも入れない!
(博物館は写真右手)

敷地に入ってからもぐるぐる回って並ぶようになっていて
人数を決めて少しずつ入場。
入場してからもまた少しずつ詰めながら並び
最初から2時間位を耐え忍び、
やっと、「鳥獣戯画」甲巻の前に。
動きながら鑑賞して留れない!
そして、乙巻のガラスケースの前に行くまではまたまた並び待たされましたねえ~
丙・丁の巻の方へは、まあまあ、スムーズに進めました。

正門の中も特別公開で入場できる(別料金)


噴水の前のベンチでホッとしていました。

ツアーなので、あまり時間はなく、
新館へはトイレ利用に行きました!(右側の建物が新館)



<清水寺>
塔頭の特別公開でその部屋からの眺め
この池には、方角的に月は映りこまない!
月の見えない「月の庭」。

山門



今回のツアーの最後は
<西本願寺(龍谷山本願寺)>


目玉は、国宝飛雲閣
パンフによれば、秀吉が建てた聚楽第の一部で(異説あり)、
三層からなる楼閣建築。左右非対称。
女子大学生の説明付きでしたが、撮影禁止。

国宝唐門
パンフによれば、桃山時代の伏見城の遺構といわれる。
眺めていれば、日が暮れるのも忘れると言われ。「日暮門(ひぐらしもん)」とも。



経蔵(きょうぞう)


広大な敷地で、お金持ちのお寺ですね。
ここにも国宝・重文の建造物がいっぱいあるようです。


写真右が北
下が堀川通り(国道1号線だそうですよ!)

*昔、「鳥獣戯画」は鳥羽僧正の作だと教科書には載っていましたが、
最近の研究では、数人の絵師が気晴らしにストレス解消に
自由にのびのびとユーモラスな絵を描いたのだとされているようです。
紙質も、献上品のような上等のものでなく
中には、下敷きにされた紙さえ使われているようです。
甲乙丙丁のそれぞれの巻の筆のタッチは確かに違いました!

日本の漫画の元祖だそうです。
肉筆でみると、なぜか、おかしみが伝わりました。

色々と忙しく
なんとか、アップできました。
今日は、包丁で左手親指を少しけがしたので
薄手のビニル手袋をはめて入力しました!(笑)




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京都非公開文化財特別観覧ツアー(その2)

2014-11-14 19:12:04 | 旅行

第2日目は、
秀吉が花見を催したという伏見区の醍醐寺へ

春は、しだれ桜がとてもきれいだそうだ


<醍醐寺「霊宝館」見学>
国宝の薬師三尊像・平安時代の仏像・快慶作不動明王坐像など~
10万点以上の国宝・重要文化財を有する寺宝うちのほんの一部が公開展示されていた。

三宝院唐門



桂川にかかる渡月橋を見て、
<大本山・天龍寺(臨済宗天竜寺派)>へ


吉野で亡くなった後醍醐天皇を弔うために、足利尊氏が夢想国師を開山として創建した寺。
法堂の天井画は加山又造作「雲龍図」。よく見る、八方睨みの龍です。

夢想国師が造った庭園(曹源池)を大方丈から眺めると



<鹿苑寺金閣>
杉戸絵や初代・第2代鳳凰像、曽我蕭白の絵などを見て
方丈から眺めた金閣


<東寺>


五重塔


金堂:の薬師三尊像・十二神将像拝観


講堂:立体曼陀羅・・・・弘法大師の密教の教えを大日如来をはじめとする諸尊を配置して
               密教の浄土を表現

灌頂院・・・4m四方の2つの曼陀羅図(両界曼陀羅図)


”身は高野 心は東寺におさめをく 大師の誓い 新たなりけり”
                (配布されたパンフより)

空海は、実際の活動は東寺を本拠地にしていて
最晩年に高野山に入り、835年3月21日に入定(入滅とは言わず)されたようですね。


<京都国際ホテル連泊>
このホテルは、今年12月26日朝食をもって53年間の営業を終了し、閉館となるらしい。
たまたま、このようなホテルに宿泊することが出来て大変光栄でした!
同ツアーの方に不満のお方もいたようでしたが・・・




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京都非公開文化財特別観覧ツアー(その1)

2014-11-10 18:30:20 | 旅行
11月6日~8日まで
ツアーで「京都12の世界遺産特別公開」に夫婦で
一応仲睦ましく(笑)、出かけていました。
(5日博多で前泊)

メインは京都国立博物館の「鳥獣戯画」鑑賞!!これは3日目。
賀茂川沿いの桜紅葉はいい色に色づいて落葉始めていました。
ほかの所は3~5分くらい。
京都は、相変わらず、どこもかしこも人が多くて多くて・・・・
バスガイドさんによれば、半数は中国・韓国などからの外国人観光客らしい。

まあ~それにしてもお寺さんも結構商魂たくましい・・・
虫干しを兼ねて特別公開しているのだから。


帰ってきてホッとしています。
でも、帰ったら帰ったで忙しくて
ブログアップもままならず・・・

さて、一日目
<銀閣寺(東山慈照寺)>~足利義政の精神世界を具現。

銀閣とは観音殿のこと。東求堂とは阿弥陀堂のこと。
東求堂の同仁斎は、四畳半書院草庵茶室の源流で
四畳半間取りの始まりとされる。

まずは、水墨画の襖絵
・本堂東の間には池大雅作「琴棋書画図」
・東求堂西の間には与謝蕪村作「棕櫚に叭叭」鳥図、
・本堂室中には同人作「飲中八仙図」
・本堂上官の間には同人作「山水人物図」

東求堂の同仁斎

下手な写真ですみません。

銀沙灘(ぎんしゃだん)・・・・石英の砂粒と水で湖を造る。銀色に反射し、明かりとりの役目も

庭園内の小高い所からの銀閣寺

ここだけいい色もみじいろ。





<下鴨神社>正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
~ご祭神は、玉依姫とその両親なんたらが祀られている神社
りっぱな楼門


分厚い桧皮葺

御車舎



神服殿の公開
神の装束を縫う建物で、御所の火事等の時の避難所となる。
実際、孝明天皇が避難され、
その時、のちの明治天皇となる皇太子は隣の建物に避難されたとか。

本殿は、宣旨により21年に一度の遷宮(すぐ隣に)のための工事中。
大修理をもって遷宮とされる。
屋根桧皮葺は、桧皮を濡らして竹の釘を打ち込む。


<上賀茂神社>~ご祭神は、玉依姫が天から射られた矢を拾って処女懐胎?(賀茂神話)して
産んだ天津神の子・賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)
賀茂競馬の神事~競馬の起こり
神山をかたどった三角錐の立砂は
陰(写真右・松葉が2本)と陽(同左・松葉が3本)をあらわす。





京都国際ホテル夕食・泊
二条城前の堀川にある。
今年12月26日で閉館(震災後、客
が減りまた客単価が低くなり)となるが、由緒あるホテル。
庭園内に能舞台や道元の歌碑あり。

「春は花夏ほととぎす秋は月冬雪さえてすずしかりけり」

池には白鳥と黒鳥、2羽づついた。

ちょうど、夕食時のレストラン「アゼリア」では
舞妓さんの2舞いとお茶屋遊び体験をみることができた。
コース料理のお味もバッチリ!!
サービスもよろし。




やっと、1日めのアップがでけたあ~~
(2日めにつづく)


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