続・知青の丘

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涼しくなって芋のつるあげを。

2021-08-22 20:36:48 | 絵のこと

6年くらい前に(否もっと前かな)、
鶴田一郎さんの絵を買ったときに頂いたマウスパッド!
ビニルの上から撮りました~
あえて横のままUP

買った絵は
こういういわゆる鶴田一郎とすぐわかるような女性の絵ではなく
「若草」というタイトルの女性の絵でした。
(うちのがこの「若草」を連れて帰ると言ってきかなかった)


このところずっと
涼しくなってきていたので
7本くらい庭に植えたさつまいものつるを上にあげて
他の所も少し草取りなどをしました。

畝が狭かったのか、
大雨であらわれてしまったのか
2~3個、ほど佳く紅くなった素肌を露出していました。
(写真撮っておけばよかったなと
ブログ書く段になっておもう。)

まだだよと
肌を隠しておきました。

長男が掘ってみよう、掘ってみようって
言うけれど、気長に待とうねと。
芋堀っていつ頃かな。

それから、
花の終わった紫陽花の枝も切りました。

草など、ゴミ袋(大)にいっぱい
ぎゅうぎゅうに詰め込むくらいは頑張りました。
ひさしぶりに労働の(!?)汗をかきましたかね~
不思議と蚊はいなかったような。

あした、庭の花茗荷や時計草の写真などを撮って
ここにUPしようと思います。
なんだか最近写真を撮るのを忘れているなあ。

時計草



ムラサキシキブの白

香り高い花茗荷

実生から育った梔子の
柔らかい葉に付いたバッタ


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海老原画伯のモザイク壁画「蝶」

2014-06-04 18:20:45 | 絵のこと

熊本学園大学の表通りに面した建物の壁には
海老原喜之助のモザイク壁画「蝶」(1960)が保存移転されている。

もともとは、
海老原画伯が、
1959年第5回日本国際美術展油彩画「蝶」で最優秀賞受賞し、
それを原画にして1960年に画伯自ら指揮をとり、
旧熊本東宝会館外壁に製作されたものだという。


熊本学園大学の中には他にも文化財があり、
それらの保護に対する姿勢はアッパレだ!


同大学のある建物の中にはこの絵画が・・・
「燃えよ闘志」 マナブ間部1996年製作





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春の星~北斎展

2013-04-13 20:14:38 | 絵のこと
今日の歩数は2000歩足らず(携帯カウント)
これではちょっとヤバいなと
夕食後、散歩にでた。
ここ数日の寒の戻りで籠っていたし、
暖かくなってうれしくて~。

久しぶりに夜空を見上げたら
20時、オリオン座はすでに南西の空にあり
見事な三日月が西の空に。
いつのまにか夜空も春のかたちに

ベロ藍に恋しておりぬ春の星  知青

県立美術館の企画展「北斎展」で
「富嶽三六景」の錦絵の本物を初めて観た。
北斎ならではの自然を誇張した造形美のなかに描かれる庶民の生活。
北斎は人間が好きだったのだろうな。

また、「北斎漫画」で捉えられた人間の姿はユーモラスで楽しい。
飽きないなあ・・・

やはり本物の力はすごい。
図録を買おうと思ったけど、
本物の摺りの色はどうしても出せてないから、止めた・・・







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坂本善三展を観たあとはナンパされ!?

2011-05-19 07:18:48 | 絵のこと
青葉騒美術館まで家出の妻  知青

昨日も、気分転換に県立美術館へ。

青葉の濃くなった木立を眺め、
どの木の幹の形が一番いいかなーと、
品定めしながら通り抜けつつ、
散歩中の2匹のワン公に眼を奪われ、しばし魅入ったあと入館。

坂本善三展を200円(学生)で見せるとはいいー

坂本の絵は、阿蘇・小国の古民家の美術館で以前観たことがあって、
黒とグレイの訳の分らぬ抽象画の印象が強い。

しかし、展示を追って観ていくと、彼も、
最初からあんなに省略の効いた抽象画をかいていたのではなく、
風景や静物の具象画を描いていた。
若い時の一時期、岡田三郎助のもとで勉強していたとか・・・
へえ~
岡田三郎助といえば、
日本女性の水を浴びる前の立ちヌード姿の絵は絶品!

だんだん、坂本の画風が抽象化していく過程は、
モノの「かたち」のなかに、いかに美をみつけるか、
そのものの本質を、いかなるかたちでうつくしく描くかにあるようだった。

かたちには、引き算に引き算を重ねての抽象化ー。
どこかで「和」を残しつつー。
そして、彼独特のマチエール(絵肌)に辿りついたのだ。

最終章のここだけ観たら、確かに、訳分からん!はずだったー。

いつも感心するが、
熊本県立美術館のキャプションはよくできている。
素人目線でよく説明してくれているので理解がすすむ。

画家に限らず、ひとは少年期からの生涯をみてみたいものだ。

日本画協会展や永青文庫展をみて、
充実した気分で帰っていたら、後ろから声が聞こえる。

「あのー」と、男性の声。
振り返ると、「細川刑部邸はどこですか?」
教えると、自分は岡山から新幹線に乗ってきた旅行者だという。
65から70過ぎくらいかなあー

「まあ、熊本に観光にきてくれてありがとうございます」等と、
おもてなしの心(県も市も観光客の招き入れに必死なので)で接していたら、

「1時間くらいコーヒーを飲みに行って、お話をしましょう?」と誘われる。
えーっ、これが目的!?ちょっとヤバイ気分!
私が、帽子を眼深にかぶり、Gパンに、キプリングのリュック姿だったので、
一人旅の女と思われたか・・・

何度も誘ってくるが、
「私は、おひるを食べてないから、おなかがすているので帰ります。」

私にも好みはある!!(笑)

おばはんでもナンパされる世の中になっていた!!!
それにしても、年金暮らしの人達は元気だなー







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琳派・若冲と雅の世界

2011-01-23 22:48:42 | 絵のこと
伊藤若冲の肉筆画を初めてみた!
ずっと観たい観たいと思っていた。

江戸絵画における若冲は、
辻惟雄(のぶお)氏が奇想の画家として再評価して以来、
大変人気のある画家である。

雪中雄鶏図は結構印刷物では見る機会が多いが、
鶏図押絵貼屏風は初めて観た。
大変観る甲斐のあるものだった。

12の墨画に様々な鶏の姿態が、
まるで人間のように表情豊かに、
そして眼には迫力、羽には躍動感あり。
その筆はやはり奇才を思わせる。
印象に残ったのは、濃墨の尾羽の勢いと脚の力強さである。

琳派の方では、特有のたらしこみの画が多く目についた。
面白いと思ったのは、
渡辺始興の「簾に秋月図」と
神坂雪佳の「金魚玉図」。

前者は、名月と秋草を簾越しにみせ、
桔梗がちょっとだけかおを愛らしく表に出している。
月を外隈という技法で、
周りを薄い藍色で囲い、白地を活かして月を描いているという。
後者は、金魚鉢の金魚を真正面から見据えて描き、
たらしこみが巧みだ。

琳派も若冲も、
現代のわれわれが見て、
違和感のないものがおおい。

今日は、北九州市立美術館の行き方にも慣れ、
気軽に出かけることができた。

海峡は下弦の月に添い寝する  知青





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