続・知青の丘

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春の風邪~その2

2013-01-30 21:24:18 | 俳句
今日は、
春の陽気のまえぶれみたいに暖かい日。
まだわたしには寒気が残っていたので
外には出なかった。
連日株価は高騰しているから
退屈はしないー。

朝から鵯は、山茶花の枝にとまり
三方をきょろきょろ見回しながら
キーキー啼き散らし
果敢に我が家のリビングの窓に体当たり
いったい何事だ!

おまえのせいで今日は
あの愛らしいメジロが一匹も来なかったではないか。

さあて、前回の続き~

瀬角からの手紙は、一番に職員の手違いを詫びていた。
そして、私からの何十年ぶりかの手紙にびっくりし喜んだようで、
かつ私を覚えているという。

当時の私の「豪快」なわらい声だけがまぶしく記憶にあるといってくれた。
レディのようにふるまっていた覚えはないが(笑)
豪快かあ・・・・うん!?

瀬角は
私より2年遅れで東洋史専攻を卒業、
その間
水原秋桜子の弟子だったという地理学の米谷先生から
俳句の添削などして頂いていたという。

卒業後は、俳句から遠ざかり、
1995年頃から再開したそうだー。

当時の私にとって
詩を読むことはまあまあありで
中原中也や八木重吉、高村光太郎など読んではいたが、
俳句の世界があることなどとても考えられない時期に
句作し句会などに出ていた学生がいたとは!
知らなかったなああ~

句集も出しているようだが句集は送ってきていない。
『火の島逍遥』という本はきた。
なんと高岡修のジャプラン発行だった。
他の人の句を取り上げて、
瀬角の想像力で鑑賞したエッセイ風とでもいうべきか。

瀬角の近作(『火の島』第59号)から

ふるさとや渋の残れる熟柿吸ふ  龍平












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春の風邪~その1

2013-01-28 11:07:30 | 俳句以外
ふつーの風邪にしては、
喉痛・寒気から始まり、
ずっと寒気だけは強く、
加えて鼻水・鼻詰まり、頭痛、
筋肉はびりびりするし、腰も痛くなるし・・
でも、発熱はなかった!

病名はどうでもいいとしよう・・

そんな状態で寝込んでいた時のこと
それは突然であった。
もう忘れていたことであったからー。

昨年2012年10月下旬に瀬角龍平に出していた手紙の返事がきた!
どうも手違いがあって最近手元に届いたようだ。

瀬角は大学時代の単なる学友だ。
顔に記憶はなく、話もしたことはないような気がする。
だだ、うっすらと・・・
英語の授業の始めに必ず点呼する教授がいて、
耳慣れた名前ではあった。

昨年の私の手紙というのは
べつのこれまた単なる学友Tが、
昨年9月12日付け西日本新聞に掲載された記事を
送ってきたのを受けて出していたのである。

その記事は、
過疎化が進み、書店ゼロの人口1万7千人の鹿児島県垂水市にある図書館が、
少ない予算の中で、こまめに小中学校の学級文庫に配本していることや
4トントラックに本を積んで
学校のみならず公民館や企業、漁協などを巡回する「移動図書館」の活躍のことなど
その取り組みの奮闘ぶりを伝えていた。
そして、その努力が評価され、昨年4月に文部科学大臣表彰を受けたという。
瀬角はそこの図書館館長を務めているようだ。

その記事と同封されて
学友Tが以前瀬角からもらったという垂水市文芸集団『七岳』第6号も
私が俳句してるからと送られてきていた。
その時、瀬角のこんな句が目に付いていた。

蟻胸反らす火山弾の上  龍平

俳人でもある瀬角が
鹿児島の片田舎で図書館活動に強い意志で頑張っていることをおもった。

それで、エールを送る手紙と同人誌『拓』を送っていたわけである。
学友Tからも
なんとなく託されたような気になっていたしー

風邪が全復していないのできょうはこのへんで・・・・
瀬角からの手紙については次回に・・・

(11:55記終)





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かつおの腹皮(はらかわ)

2013-01-17 13:54:12 | つれづれ
昨日の夕方、
お向いさんから電話がきて、
今からカツオの腹皮をやいてあげるけど
ご飯は何時?という
今炭を起しているそうだ

えーっつ
一度見たことはあるけど
どんなものだろう・・・・

また電話がきて
焼けたからお皿持っておいでー

大きめのお皿を持っていくと
御主人が庭先で炭をがんがんと起して
網の上では焼きあがる寸前・・・

お皿にもらった腹皮を少しつまんで食べてみた
おおーお、おいしいじゃん!!!

見かけによらず、どんな干物より美味かも!
脂濃くもなく
身をつかったカルパッチョよりもいい(*^_^*)
塩加減は御主人のよい加減で。

御主人がおっしゃるには
これは炭で焼かないとおいしくない!
ガスじゃだめ!
だそうだ。

それにしても
人のいいお向いさんがいてくださって
しあわせ^^

また焼酎をいっぱいやることになった~

ところで、
年末にちぎって貰ってきた枸杞の実

ずっとぬれ縁で干していて
しわしわになってきていたから
そろそろ味見でもしようかなと
ザルを覗いたら
何にもなくなっていたー

野鳥には脱帽!




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『レ・ミゼラブル』(1/5)

2013-01-06 10:21:59 | 映画
3時間たっぷり感動の渦に巻かれていた!
新年から素晴らしい映画が観れた
しあわせ~しあわせ~

「下に向けろ」?「目を合わせるな」~
囚人たちの力強い歌声に始まる
ミュージカル仕立て。

早々に圧倒されて
ぞくぞくしたー。
感動で胸がいっぱいになり、涙がこみ上げてくる。

こんなに人間の歌声が気持よく入ってくるとは・・・
それがいいところで、はいってくるのだ。
どんどん引き込まれていくー
長時間の物語を飽きさせない。

フランス革命との絡みも見応えがあった。

登場人物の3人が「命の恩人」と言った。
英語のせりふは知る由もないが、
軽くないこの言葉は、人を駆り立てるようにも思えた。
いまどきはどうだろう。
そんなに義理堅い連中はいるのだろうか。

また、善と悪、聖と俗の線引きとは
一体何だろうとも思う。
所詮、
人は、その境で、
のたうちまわっているのではないかー。
なんちゃって!!

ともかく、この映画はだんぜんおススメだ。

話はかわるが、
昨年から野鳥が来るわ来るわ!
名前は、スズメと鵯、メジロとジョウビタキくらいしか知らないけれど

とんと目と鼻の先にきて
山茶花の蜜を吸い
千両の実をついばみ
金柑の木にとまり・・・

メジロは集団でやってきて
忍者みたいに山茶花の枝から枝へ飛び移って蜜を吸う。
毎日見ていると腹から尻にかけて
愛らしくてねえ・・・

あら~
どんどんふっくらしてきてないかあ~

あ~あ、
私はもっとふっくらしてきたかもお~






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