続・知青の丘

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村上春樹へのインタビューから~「一方の足はどこか別の所に」

2020-12-27 19:22:51 | ちょッと言わせて
村上春樹の作品は、唯一『海辺のカフカ』しか、
私の拙い能力では読めなかったが
このダイヤモンドオンラインのインタビューに対する
以下の答えには賛同します。

DIAMOND online から
村上春樹へのインタビュー記事(20201227)より一部抜粋
日本学術会議を巡る議論についての、村上さんの答え。

"学術会議問題のまずさは とんでもない意見を言う人を排除したこと
 僕は学者だとか芸術家だとかいった仕事をする人は、どちらかというと浮世離れしていなければならないと思っています。片足は地面に着いているけれど、もう一方の足はどこか別の所に突っ込んでいる。それぐらいじゃないと、そもそも学者や芸術家にはなれません。
 そしてこういう人の意見は、世の中にとっても大事なのだと思っています。「一歩、向こう側」に足を置いている人の意見がね。なぜならそういう人の意見は必ず、「固まった意見」に風を吹き込むのですから。"

しかしながら、
今の学術会議の会員さん方は
村上春樹のいう「浮世離れ」した
「一歩、向こう側」に足を置いているような
学者連中の集団なんでしょうかね。
そうあってほしいですが、
現世の特権と権益を手離そうとしない、
俗っぽい感じを持つのは
私だけでしょうか。

昨日は、暖かな日で外気温17℃
菊芋を掘ってもらったら
出てくる出てくる
手がかからず、放っておけばいいのだけれど
もう来年はしない。

掘ればまだまだあるけれど
2か月ぶりくらいにスコップを持った家の者が
腰を痛められたらたまらんから
このへんで止めてもらった。
そして、ご近所に配った。
お返しに色のきれいな菊のお花をもらった。
ああ、菊の香りがするうー

先日はジャム用に柑橘類(名前がわからない)を沢山貰ったので
ジャムにして1瓶お返しにした。
物をあげたりもらったりしながら
コミュニケーションをする
お返しの文化かな。

あ、別のとこからも、
実家から沢山送ってきたと
立派な白菜を1本貰ったんだった。
ここにもジャムで返そう。

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『美と共同体と東大闘争』(角川文庫)とドモホルンリンクルは

2020-12-25 19:56:19 | 俳句以外


youtubeでも部分的には観ることができるし
肉声も聴けるし
雰囲気もわかるけれども
言葉が理解しがたいところもあって
本を買った。
三島の言う主張は筋が理解できるのだけれど
東大の学生の言うことは、難しくて私にはよく理解できない。
彼らは哲学など深く勉強していて、
革命理論武装しているのだろう
デイべートにも慣れていることはよくわかるが~。
言葉使いはなべて丁寧だと思った。

それぞれの言い分は、
よく分からないながら、なぜか、
この両者間のやりとりは
面白くて、読んでいる。
おそらく内容の理解には何回か読まねばならないだろう。
特に「全共闘C」さん(赤ん坊を抱っこしていた芥正彦氏)の
発言は難しい。

映画も観たかったなあ・・・

今ネットを盛んに賑わす天皇家一族。
象徴天皇制についても考えてみたい。

きょうは、久しぶりに整骨院に行って
待っている時間にも読んでいた。

高圧ボルトを当ててもらったからか
血流が良くなったみたいで
夕食後心地よくて眠い~
うつらうつらしていたら
ドモホルンリンクルから
基本4点セットリニューアルの電話が来て
目が覚めたので
風呂が沸くまで
この記事を書くことにした。
ドモホルンリンクルは気に入っているよ。

『美と共同体と東大闘争』とドモホルンリンクルの関係性は!?
時間を超越して繋がれるのか(笑)・・・
いやいや何もない、でしょ。

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ご用心!09025401754からいきなり連絡が来た!

2020-12-22 16:42:19 | ちょッと言わせて
この記事、しばらくしたら削除しますということで
下書きにいれていたのですが、
検索でこのブログにやってこられた方がいるようで
きっと、この番号でまだどこかの悪い奴らが暗躍してたら~
と思い、再度UPします。

12月22日
夫の携帯ショートメールへ
荷物の配達にきたけれど
不在だったので持ち帰った。
連絡せよ
みたいなメールが来ました。
私は、3回出はいりして、
いなかったときもあったけれど
うちのはずっと家に居たんですよね~。

それに、もし不在なら
不在伝票を置いて帰ってありますよね。

怪しいと思い、
直ぐ削除しました。

詐欺にはご用心。
ご注意を。



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詩集と句集と高岡修

2020-12-20 17:33:55 | 俳句



高岡さんから9月頃まず詩集『蟻』が送られてきた。
(2020年9月17日発行、ジャプラン)

茜色に一匹の蟻が噛みついている夜明け

から始まり、

蟻にとっては
靴底の無意識さえもが殺意の様相を帯びる

というふうに30タイトル全部蟻のこと
掉尾の詩は

、しかるに
、悲劇的なるものへと近接するばかりか
、あらゆる亀裂から這い出し
、恐怖にさえ享楽しつつ
(中略)
、走り
、絶望へ
、眩しいばかりの錯乱の季節へ
、無償性を捧げ
、苦々しく
、匂い高く
、誕生と同時に激しく老いさらばえながら
、まぎれもない一匹の蟻であろうとして
、君は


そして、つい最近は句集『凍滝』が送られてきた。

(2020年12月10日発行、ジャプラン)
詩集『蟻』と対になる句集だそうで
「現代世界というテーゼを全面に出した」総数100句の句集。
高岡さんは昨年、句集『剥製師』を上梓したばかり。

かなり攻めてますよね~

鹿児島市在住の演歌の上手い俳人・詩人!
賞は沢山貰ってあるから
列挙するまでもなく~。
1948年生まれ。

追記)ブログ「大井恒行の日日彼是」より引用
『凍滝』についての大井さんの評を参考までに
備忘録的にUPさせていただく。

果して、現代の猥雑を「手づかみ」にできたか否か、髙岡修の自家薬籠中の「蝶」は舞い、「闇」は蹲ってはいる。それでも、想いを述べるには、短歌に比して、いささか手ごわい俳句形式を相手にしている高岡修の焦燥を、手触りとして受けとることはできそうである。
高岡修の骨頂はなんと言っても、俳句的詩性と沈黙の深さを、時代を呼吸しながら抱え込むことにあろう。その意味では、深く人生と年齢を閲した高岡修には、若書きの時代はすでに終わり、深く批評を沈潜させた洞察の季節にあるはずである。「凍滝」の選択にも富澤赤黄男の幻影を見、さらなる困難を思った。
もとより、芭蕉とは歩く道を異にしてきたはずだが、やはり、俳句は言いおおせるところの詩形ではなさそうである。

大井さんは、
高岡修は今や「深く批評を沈潜させた洞察の季節にあるはずである」という。

やはり、俳句形式というものは死ぬまで格闘するものである
ということになろうか。
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きょうのyahooニュースより~電気自動車(EV)について

2020-12-18 10:33:30 | ちょッと言わせて
菅首相が2050年に温室効果ガス排出を「実質ゼロ」にする目標を掲げ、
政府が30年代に新車のガソリン車販売をなくすことを検討している
と報じられた時点から
なんか違うんじゃない~?と思っていて
トヨタの社長がそれについて、発言してくれた。

「このままでは日本で車をつくれなくなる」などと発言。EVが製造や発電段階でCO2を多く排出することに触れ、「(そのことを)理解した上で、政治家の方はガソリン車なしと言っているのか」と語気を強めた。ガソリン車の比率が高い軽自動車を「地方では完全なライフライン」とし、「ガソリン車をなくすことでカーボンニュートラルに近づくと思われがちだが、今までの実績が無駄にならないように日本の良さを維持することを応援してほしい」と述べ、拙速な「脱ガソリン車」には賛成できない考えを示した。

これは自動車会社社長の視点からだろうけれど
仰っているようにまず電気を作るのにCO2は排出されるわけで
これ以上原発を増やさないでほしいし
地震や豪雨など自然災害に一番強いのは
やはりガソリン車じゃないかなと思う。

マイホームもオール電化のとこあるけれど
私は怖くて、オールはとてもできない。
選択の幅は広い方がいい。
電気自動車のいったいどこがクリーンなんだあ~
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