続・知青の丘

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とても残念な、拙句集紹介

2021-04-07 21:34:57 | ちょッと言わせて
気が滅入ることが多すぎる。

昨日、
ある結社誌の「句集往来」で
K氏が拙句集『たかざれき』紹介を執筆され
同誌に掲載してくださったということで、
わたくしに送って下さった。
隔月発行で頂いてもいるので
今回は2冊も頂くことになった。

が、一読、
テンションが下がり、
後味の悪さに
忘れようと思った。

この紹介の仕方に文句いっても始まらないのだが
おそらく好意なんでしょうから
私にその資格などないのかもしれない。

しかし、見逃せない、腑に落ちない
記述があるんですよね。

それは

“「たかざれき(高漂浪・高漂泊)」という語の出典は、
『天湖』(石牟礼道子/毎日新聞社/1997)の本文「~稲光はな、竜神さまの、高漂白(たかざれき)しなはるしるしぞ。」による。”

と断定して書いておられるところ。

この紹介者のこの記述は何が言いたいのだろうか。

私は、その言葉については、
『花の億土へ』のなかの石牟礼の文章を引用して書いている。

また、もともと、<たかざれき>とは、
水俣をはじめ熊本でいう方言で、
<たかざるき>とも言うことば。
どちらかというと、
<たかざれき>より<たかざるき>のほうが
熊本県民にはなじみがあるだろう。

私にご教示くださったのだろうか。
だとしたら、
どういうご教示なんだろう。

選は5句して下さっているが、
ひとくちの感想さえなく
評論のほうは読んでくださっていないような気もするが・・・。
いやいやそんなことはないだろう。

第3句集を第2句集と誤記されたのは、
校正ミスとして許せるけれど
全文22行(約2分の1 ページ)のうち
不必要な経歴で8行も埋めているのは、
とても違和感がある。

とても残念な句集紹介をしてもらった
と書いたら、
バチが当たりますか。

コメント

不愉快なことが

2021-04-03 16:42:58 | 俳句
非常に不愉快なことが起こっていた。

昨日気づいたことですが
『We』9号と『We』10号、
熊本県現代俳句協会創立30周記念合同句集
『現代俳句くまもと 2021』が
本の通販サイトで売られている。
(古書ではない形で)
ビックリ!!!

We社も熊本県現代俳句協会も
そういう販売の契約はどこともしていない。
どういう訳か勝手に売られている。

それで
印刷所である(株)トライが関わっているようなので
担当者に連絡し、
確認したうえで、どういうことか調べてくれと言っておいた。
月曜日に連絡をもらうようになっている。

ああ~
悩ましいことが多すぎるわ。

(追記)
Weの今後の印刷会社を
(株)トライから、林田印刷に変更した。

*短歌俳句誌『We』の購読に関しては
下記にお問合せください。
購入ご希望の方はこちらでお願いします。
*熊本県現代俳句協会創立30周記念合同句集を
購入ご希望の場合も上記にお知らせください。
販売された分の金額は活動費に回していますが
あと4冊しかありません。


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打田峨者んって何者?(俳誌「五七五」7号より)

2021-04-02 18:09:04 | 俳句

少数精鋭の俳誌「五七五」7号
2021年3月15日発行

編集発行人の高橋修宏(富山市在住)さんより
拝受いたしました。
充実した内容でした。
なかでも、わたくし的に面白かったのは
打田峨者ん氏のエッセイ。

「だ。それは -Aug2020/Jan2021」のなかで
コロナ禍を詠んだ句で面白いと思った3句

鼻も唇(くち)も陰部と決まり夏マスク
人間(じんかん) 飲食(おんじき) 片耳にマスク吊り垂らし
初真澄「地球に優しい」光冠有事(コロナうじ)

かなり諧謔が効いていて
痛快な気分になれました。
他に
獄楽よ肉(しし)を舫ふに畦櫻
町征かば夕餉の白骨 古すだれ
など、ありました。

打田峨者んさんって、
文章もそのスタイルも自由気ままで
生き生きと伝わってきて
大変面白く拝読いたしました。

打田峨者んって、どう読むの?
うちだがしゃん???
全く知らない方なのです。
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