続・知青の丘

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 「きのうのようにあるためには変わらなければいけない」

2010-09-20 05:56:37 | その他
 「きのうのようにあるためには変わらなければいけない」

 姜尚中(カンサンジュン)氏の話を初めて眼前で聞いた。

 あの独特の少しテンションの低いような静かな語り口は、
「日曜美術館」で知ってはいる。
また、 
ああ見えて、実は、バイクの好きのライダーで、
 結構ハートの熱いお人柄であるということも。

 9月18日、姜さんは、熊本市が、熊本の観光を東アジアに
 売り込むために、 東アジアの文化を紹介し、相互理解を
 深めようと企画した 「アジアンホリデーinくまもと」の初日の
 イベントに招かれていた。熊本生まれの熊本育ち、在日2世の
 政治学者。

 その中で、姜さんは、熊本の有形無形の財産を、まずは
 地元の人が、それぞれに再発見・再評価することから、
 外国の人にも伝えることができるのだという趣旨のことを述べた。

 その有形無形の財産の一つに、宮崎滔天の名前が出て
 きたのは、うれしかった。
それに、孫文が、済々コウで講演
 をしていたというのは初耳!

 というのも、滔天は、私が、30年ほど前の卒論で取り上げた
 人物だったから。
しかし、今年の7月、滔天全集は売って しまったあー、
一句に近づかんがために
なんちゃって!

 さて、前置きが長くなった。

冒頭の言葉は姜さんがこの催しの
 終わりの方で、なんとか?というのにある一節で、ある政治家
 が引用した言葉であるとして、引いた言葉である。

 私なりに解釈すると、伝統が伝統を継いでいくためには、
 あるいは、自分が自分であり続けるためには、
 変わらなければならないというようなことだと思う。
 つまり、自分を取り巻く自然環境や人為的環境が
 変わっていくのは必定であるから、それに合わせて
 (合わせ方は千差万別であろう)変わっていくことが
 必要であるということではないかな・・・・・。

 含蓄のある言葉で、心に残った。
 なんとなく共感できる。

 話は、飛んで、かまきりの話。

 昨日、もう一匹別のかまきりやってきて
 一気に揚羽の幼虫減りました

 だれが食ったか、明白に
 共存できると思ってた
 私は、やはり甘かった




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