EKKEN♂

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gooブログセレクションって、終わったの?

2006-01-16 | goo BLOG
 最初、この記事の題名を「今さら BLOG EXPO 2005 を振り返る」にしようと思ったけど、やめました。
 gooブログ セレクションというgooブログの公式ブログをご存知でしょうか。
 スタッフが選んだ、gooブログのイチオシを紹介するコーナーらしいのですが、これが始まった当初と比べて、gooブログユーザーの数は飛躍的に増えているはずなのに、最近の更新頻度がとても低いのです。
 もうスタッフお勧めのブログなんて無いって事? 関連記事:
むだづかいにっき♂:BLOG EXPO 2005を振り返る前に
むだづかいにっき♂:BLOG EXPO 2005 を振り返りました(後で追記します)
むだづかいにっき♂:グッドブログセレクションから来た方へ
BLOG STATION:BLOG EXPO 2005を振り返る
BLOG STATION:正しい『裏セレ』の作り方

 昨年の4月に、グッドブログセレクションというユーザー参加型のブログ人気投票が行われました。
 面白いと思うブログを5つ選定し、トラックバックによって投票、そのランキングを行うという物で、受賞者はgooブログ セレクションで紹介、投票した人の中から抽選で豪華賞品が送られる、というものです。
 この手の企画は、投票者を増やさないと意味が半減するので、賞品が投票者に送られる、というのは良いアイディアだったのですが、残念ながら、参加者は当時のgooブログユーザー数の1%にも満たないありさま。
 こうした「ブログの人気調査」的なイベントは、他所のサービスなどでも行われていますが、どれも成功しているとは言いがたいのは何故なんでしょう?
 
 それはともかく、gooブログ セレクション
 以前はこのコーナーが更新されるのが楽しみだったのですが、BLOG EXPO以降、めっきりつまらなくなったなぁ。 gooブロググッドブログセレクションの受賞者が掲載されていくという段取りで、次の更新に取り上げられるブログは、概ね決定しているはずなのに、最近全然更新されないんだもの。 BLOG EXPO以降の更新は、次の通り(上から最新順):
gooブログ セレクション2005-09-08 16:36:37
gooブログ セレクション2005-06-16 09:55:55
gooブログ セレクション2005-05-23 13:12:21

 最初のはgooブログセレクション二回目の登場ブログという事で、最新記事期間が短くても良いのだけども、後の二つは、3ヶ月と4ヶ月(現在も継続中)って、いくらなんでも長すぎませんか?
 このペースでいくと、グッドブログ部門の受賞ブログの残り2つが終わるまで、半年以上かかります。
 現在も高い人気を維持しているおもトピはともかく、近々更新休止が宣言されている正しい『三十路』の作り方は、セレクション掲載時(恐らく最低でも3ヵ月後?)には「何でこのブログが取り上げられているの?」と疑問に思う読者も多いはずです。
 正しい『三十路』の作り方は、筆者・眼鏡牛さんとのコメントのやり取りが面白さの大きな要素なのに、本人がブログ上から消えたら、その面白さを理解してもらうのは難しいのではないでしょうか。

 そもそも、僕にとってのgooブログセレクションの面白さって「次に掲載されるのはどのブログだろう?」というワクワク感だったのですね。
 それがグッドブロスセレクションの後、ワクワク感が失われたまま、もうすぐ1年が経とうとしています。
 僕の知る限り、gooブログセレクションは、一人の担当者(山田さん)の手によってインタビューから記事の執筆まで行われており、大変手間のかかるものだということは重々承知しています。
 でもgooブログセレクションって、アクセスランキングでは見つけにくい「面白いブログ」を知る良い場所でしたし、無くしてしまうにはちょっと惜しいです。
 僕のアクセス解析のリンク元には、今でも毎日、10~20件のgooブログセレクションからの足跡が残っています。
 新着記事として取り上げられているブログ(現在は「あやっちのビストロ」)には、もっとたくさんの足跡が残っている物と思われます。
 恐らくは、gooブログセレクションは、今でもgooブログの名物ブログであると思いますし、gooブログユーザーの数が増えた今でこそ、gooブログセレクションの存在価値は大きいと思うのですが、サービス提供サイドであるgooブログスタッフ様は、どのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 gooブログセレクションの更新再開を願って、熱くエールを送りたく、gooブログ スタッフブログへトラックバックを差し上げる次第です。

NGワード:相手が嫌がることをしてはいけません

2006-01-16 | WEBにまつわる話
 無断リンク問題でよく見かけます。
 自分自身が無断リンク禁止派だったり、あるいは、自分は無断リンク容認だけど「無断リンクを嫌がる人の所に、わざわざリンクするのは、どうなのよ?」という人が持ち出すものです。
 「相手は勝手にリンクされることを嫌がってんだぞ、オマエだって自分の嫌な事をされるのは不快だろう」

 えーと、これは無断でリンクされることに対して、それを拒否する正当な理由にはなり得ません。
 何故なら「相手が嫌がることをしてはいけない」のなら、無断リンク禁止は「リンクする自由を奪われることを嫌がる」ことを全く考えていないから。

 「自分がされて嫌な事はしたくないから、私は無断リンクしない」くらいに留めて置きましょう。


 ……と、こういうことを書くと、予想されるツッコミ。
 「検索トラックバックヤメロ、というのは、検索トラックバックを送る自由を阻害している! いやならお前が検索トラックバックを送らなければ済む問題だろ」



 これについては、改めて記事にする事にします。


 NG word NG word

Re:脱力アクセル - 言及ありトラックバックなんか氏ねばいいのか?

2006-01-16 | Trackback

脱力アクセル - 言及ありトラックバックなんか氏ねばいいのか?

トラックバック、皆は見ているのでしょうか?blog運営者としてでなく、閲覧者としてです。
最初に問題を大きくされた?まつながさんのサイト(引用者・注 "トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]2006/01/06"のことだと思われる )なんかだと、もうすでに80個。運営者の方からみると多くはないのかもしれませんが、偶々訪れた閲覧者からみると、これは多すぎです。---しかも、ただトラックバックされた順で、お世辞にも頭がいいとは言えない要約(大抵は言及元のタイトルだったりする)とともに。件のサイトを見て一番下にスクロールしたほとんどが、トラックバックをすっとばしてコメントだけ拾い読みしたのではないでしょうか?
 運営者として寄せられたトラックバックを読むのは、まぁ当然でしょう。題名や概要部分で不要と判断し、削除する事もありますが、基本的にはクリックして、送信元の記事全文を読みます。だからこそ、中身の薄い記事(単にリンクがあるだけとか、「同意です」のようなヒトコトしか書かれていないもの)や、使っている言葉が同じだと言うだけで関連性を見出せない物に、ガッカリしたり、憤りを覚える事もあるのです。
 自分はトラックバックを送信するけれど、自分の所に寄せられたそれは一切読まない、なんて人がいたら、その人はほぼ間違いなくスパマーさんでしょう。一つの記事に集まったコメントに「トラックバックありがとうございます」が占める割合が高いブロガーを見たら、アクセス稼ぎが目的の宣伝厨と疑った方がよいかもしれません。

 脱力アクセルのukon03さんは、「運営者として」ではなく「閲覧者として」寄せられたトラックバックを読むか? と疑問を投げかけています。
 結論から言うと、読むんですよ。これは僕に限った話ではなく、少なくとも松永さんがトラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]で分類した、「トラックバックの4つの文化圏」にて「言及リンク文化圏」に住む人の多くは、「自分が興味を持った記事に寄せられたTB」は読んでいると思います。(関心がもてなかった記事に寄せられたTBまでは読みません)

 自分が興味を持った記事について、トラックバックによって繋がりを追い、いろいろな人の意見を見聞できる事が、ブログの大きな魅力でしょう。
 単に「似たような話題」はブログ検索サービスでいくつも見つけられます。「似たような話題」を書いている人と繋がりを持ちたいのであれば、コメント欄を使った方が確実ですし、トラックバックセンターのような「1箇所にまとめる所」を利用した方が便利です。
 しかし、「自分が面白いと思ったブログのことを言及しているブログ」は、ブログ検索の精度によっては見つけにくいし、アクセス解析のリファラでは、運営者はともかく、閲覧者が言及元を知る術がありません。言及元を知ってもらう為には、わざわざ事を編集しなければならないのです。それが面倒だから、TBの機能が有効なのです。
 言及リンク文化を広めれば、TBに対する積極性は失われるかもしれませんが、その分寄せられるTBの価値が高くなり、閲覧者にとっても寄せられたTBを読む機会を増やします。しかし、関連仲間文化圏ブロガーが行う「同じ話題に付いて触れているから」送られるTBは、受信者ではなく送信者の都合(=アクセスアップ)しか考えられていない事が多いので、「閲覧者としてTBは読まない」という事になるのではないでしょうか。こうしたTBを多用する人は、いずれそのTBが自分の目的(アクセス誘導)にすらならなくなる事に注意すべきです。

 もちろん「リンクがあるだけ」「うなずいているだけ」のTBは、価値が低く、閲覧者にとってはトラックバックノイズです。

脱力アクセル - 言及ありトラックバックなんか氏ねばいいのか?

「言及ありトラックバックなんかしなくていいから、コメントに書いてくれ」これが自分の意見です。ある程度拡張して、トラックバック2.0のようなものでも構いません。そうなれば閲覧者側から見ると、言及した事についての要約と、それに対する運営者の反応を得るのは容易です。
 「言及するならTBよりもコメント欄で」というのがukon03さんの主張のようです。
 しかし、相手のコメント欄を使って言及を行うと、いろいろ不便な点があります。
  1. 相手が反対意見を望んでいない場合、削除される事がある
  2. 長文の場合、相手のコメント欄の流れを断つ事になりかねない
  3. 長文の場合、相手が利用するサービスのサーバーに負担をかける(コメント欄も含めての容量制限がある場合、TBの方が好ましい)
  4. 自分のブログの読者への話題の拡がりが無い
 簡単に思いついたものだけでも、こんな所。
 1番については、「TBだって削除される事があるだろう」という反論が予測されますが、TBの場合は、相手のブログから削除されても、自分のブログにその内容が残る事になります。
 閲覧者が、なるべく楽をして「そのブログへの反応」を読みたい、ということですが、コメント欄だけでそうした行為が行われると、せっかく面白い事が書いてあっても、普段からそのブログの読者の人以外には、そのブログのことが知られないままである、ということも付け加えておきましょう。
 コメント欄なら読んで、TBは読まない、というのは読者の資質によるものであって、コメント/TBそれぞれの特性による物ではないものだと思います。