東野さんの最新作ということで、楽しみにしていました。
東野作品としては珍しく、40代を目前とした男性と31才の女性の女性の不倫関係、特に男性が家族を気にしながらも、どんどん不倫に堕ちていく心理を丁寧に描いた作品です。
しかし、さすがは東野作品。単なる不倫の切ない世界を描くだけではなく、その先、最終章に大どんでん返しが用意されていて、本当に楽しいエンターテイメント作品となっています。
とは言え、主人公の友人が不倫関係を清算させるため、不倫によるデメリットを切々と語る部分が最も説得力がある気がしましたが・・・。
ミステリー小説を期待して読むとちょっと肩透かしの気がするかもしれませんが、何の先入観もなしに読めば、最後の最後までわくわく、どきどきしながら読める作品だと思います。
東野作品としては珍しく、40代を目前とした男性と31才の女性の女性の不倫関係、特に男性が家族を気にしながらも、どんどん不倫に堕ちていく心理を丁寧に描いた作品です。
しかし、さすがは東野作品。単なる不倫の切ない世界を描くだけではなく、その先、最終章に大どんでん返しが用意されていて、本当に楽しいエンターテイメント作品となっています。
とは言え、主人公の友人が不倫関係を清算させるため、不倫によるデメリットを切々と語る部分が最も説得力がある気がしましたが・・・。
ミステリー小説を期待して読むとちょっと肩透かしの気がするかもしれませんが、何の先入観もなしに読めば、最後の最後までわくわく、どきどきしながら読める作品だと思います。