FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

それはすでに手を離れていて。

2012-08-06 00:08:01 | ろぐ
身勝手だ。

ふと思い立って、過去を覗く。
自分の姿がいかに滑稽だったか透けて見える。

どれだけ相手に迷惑をかけたのか。

痛い。

痛い。

痛い。


ぼくも願おう。
心から、幸せを。平穏を。

授かりました!

2012-05-22 20:43:51 | ろぐ
焦らないで、でもうらやましくて。

二人で泣いて笑って、ケンカして。
それでも毎日が幸せで。


そんな日々の中、
気まぐれなコウノトリさんが我が家に訪れました!

まだ本当に小さくて、ぼくは実感がないけれど。
写真の中には一生懸命脈を打つ様子が映ってた。

もう君は生きているんだね。
ぼくたちの血を受け継いで。

頼りない二人じゃいられない。
君のために、精一杯頑張るからね。



両親に、家族に、友人たちに、
気遣ってくれる同僚とこどもたちに、
二人を包んでくれているすべてのことに感謝して、
ぼくたちは、もっと成長するから。
だから、
君もゆっくり大きくなってね!

会える日を楽しみにしているよ。

あれから1年。

2012-03-11 21:55:19 | ろぐ
あれから1年。
自分の暮らしはほぼ元通りで、毎朝、満員の電車に揺られて仕事に出かけている。
職場も、何事もなかったかのように、日常が続いている。

職場の建物の周りは、そのままで、
コンクリートの土台が剥き出しになって、建物が地面から離れている箇所がたくさんある。
今はその復旧工事中。

たまたま自分は被災しなかった。
たまたま家族は無事だった。

ぼくがこうしてここにいられるのは、本当に偶然の出来事だ。

いつもと変わらない日常が続いているから、忘れてしまう。
毎日が続くことが、本当に偶然であることを。

カウンターの前に立っていたときのことを思い出した。
「サービス」は一期一会である。
いま、目の前のお客様が、再びここを訪れてくれることがあるだろうか。
もしかしたら、あるのかもしれない。
もしかしたら、もうないのかもしれない。
そのとき、後悔のないサービスができているだろうか。


于武陵の漢詩。

勸君金屈卮 (君に勧む金屈卮(きんくっし:黄金の杯))
滿酌不須辭 (満酌 辞するを須(もち)いず)
花發多風雨 (花発(ひら)けば風雨多し)
人生足別離 (人生 別離足る)

井伏鱒二氏はこの漢詩を次のように訳した。

「この杯を受けてくれ
 どうぞなみなみつがしておくれ
 花に嵐の喩えもあるぞ
 さよならだけが人生だ」


その一瞬一瞬を大切にして、出会いとは別れであることを知る。
そういう意識もあるけれど、ぼくは忘れたくない。
別れで縁が切れるわけじゃない。
ぼくは思っている。一方的でも、思っている。
思い出して胸をかきむしりたくなったり、照れくさくなったり。
ふと忘れてしまう。そのときは自分を恥じ、そしてまた思い出す。

ぼくは思うことで、繋がっていられる。
思いやることができる。その先を思うことで。

緩みそうになる心のタガをもう一度締め直し、
また一歩ずつ、その日を歩む。

別れるために出会っていない。
出会いは何も産み出さないはずがない。


寺山修司氏の詩。

「幸福が遠すぎたら」

「さよならだけが
 人生ならば
 また来る春は何だろう
 はるかなはるかな地の果てに
 咲いてる野の百合何だろう

 さよならだけが
 人生ならば
 めぐりあう日は何だろう
 やさしいやさしい夕焼と
 ふたりの愛は何だろう

 さよならだけが
 人生ならば
 建てたわが家は何だろう
 さみしいさみしい平原に
 ともす灯りは何だろう

 さよならだけが
 人生ならば
 人生なんか いりません」


人生とはなんなのか、ぼくは未だにわからない。
偉そうに誰かに話せるようなこともない。
ただ、ぼくは後悔のないように生きたい。
笑顔を守りたい。
笑顔を覚えておきたい。
別れて消えることがないように。

大きな援助ができなくて、申し訳ないと思う。
ぼくができることは、
毎日をいつもと同じように過ごすこと。
繰り返しはないと思うこと。

自分の力で精一杯生きること。

あれから1年。
鎮魂の祈りとともに、もう一度心に刻み込もう。

はやぶさ 遥かなる帰還

2012-02-18 00:47:54 | 映画
レイトショーに行ってきました。
車で5分の映画館って便利。思い立ったらすぐにいける。

さて、『はやぶさ 遥かなる帰還』です。

昨年公開された『HAYABUSA』に続いて、二作目の『はやぶさ』映画化作品ですね。


えー、正直な感想は「レイトショーで見て良かった」。
レイトショーは1200円ですし、それほど損した感は無かったと。

前作、『HAYABUSA』と比べられてしまうのは仕方ないです。
そういう作品です。


一番泣いたのは、冒頭のM-V5号機による打ち上げシーン。
このところ、『はやぶさ』関連書籍、というか、川口先生が書かれた本を読んでいるせいで、
あれが引退したM-Vロケットか、とか、あれが『はやぶさ」用に専用設計されたキックモーターか、
なんて考えながら見ていました。
細部まで綺麗に再現されているなぁ、と思いを馳せていたせいで、
「はやぶさ」が太陽電池パネルを開くときにぶわぁーっと泣いてしまいました。


今回は語り部が夏川結衣さん演じる新聞記者さん。朝日の腕章してましたね。
制作に朝日新聞が入っているからでしょうか。
部外者が語り部というスタンスのせいか、いまいち感情移入できませんでした。
彼女を取り巻く環境とか、人間ドラマとか、うーん。
『はやぶさ』を観に行ったのであって、部外者のドラマはそんなに要らないのでは?
むしろ、山崎努さん演じる町工場の親父をもっとクローズアップしてもいいって思いました。
ところどころに、「あきらめるな」「挑戦しろ」というメッセージが隠されているのかな、と感じたけど、
うっすら過ぎるよ。もっと、もっと強くメッセージ性を出してもいいんじゃない?
あ、予算が無いっていうのは伝わった!(笑)
文部科学省にもっと予算を!


NECの社員さんを演じていた、吉岡秀隆さんの演技がどうにもキツくて、それが引っかかったなー。
確かにNECという大企業が、カネにならないプロジェクトに絡んでいるのだから、
つらいところがあるのはわかる。
でも、常に「ぼくは反対です!」って。しかもイオンエンジンが家族の設定は最初だけかよっ!


あきらめないのが「はやぶさ」なんじゃないの?
できない理由よりも、どうしたらできるようになるかを模索したのがはやぶさでしょ?
今回の映画は全編を通して、そんな風に言いたくなる。
プロジェクトチームの中でも、「こりゃムリだ」「やめましょう」とか飛び交ってたし。
渡辺謙さんと江口洋介さんの二人が諦めが悪いみたいに見えてました。
川口さんの著書を読むと、確かに暗くなりそうなムードを必死に上向かせていたのはわかるんだけどね。
なんかちょっと違うような。


あとは、専門用語をいきなり出してる。「1ビット通信」とか。
これって火星探査機「のぞみ」の救出運用で生まれた技術なんだよね、とか、
そういうのを織り交ぜるだけでもずいぶん違うと思う。
たぶん、わかってない人が見たらつまらなく思うんじゃないかな。
字幕でいいからちょろっと説明を入れるだけで違うと思うんだよね。
知ってる人も説明を見て、そうそう!って思えるし。
前作『HAYABUSA』は広報担当の竹内結子さんが一つずつ、わかりやすくフォローしていたのにね。


帰還のシーンもあっさり過ぎて、ちょっと拍子抜け。最後の写真の扱いが…。
そんなに関わっていない(作品中では一瞬で3年半飛ぶ)夏川結衣さんが号泣してるとこを長く映されても、
映画見てるこっちはちょっと引くって。
むしろ輝く「はやぶさ」をもっと映してよって思った。
はやぶさを観に来たんだよ。


全体的に男っぽいドラマに仕立てたかったんだろうけど、ねぇ。
制作側は「はやぶさ」の物語をとにかく映画にすれば売れると思って作ったのかな。
確かにところどころ、おっ!というシーンはあったし、何度か涙したけれど…。


このお話は既にネット上で、同人誌でこれでもかって言うほど語られています。
探せば良作はいくらでも出てきます。
そこにこれかよっ!って。

演じられている俳優さんが豪華だったし、
映像も綺麗だったし、音楽も素敵でした。
それだけに、残念感が漂います。

まー、DVDになったらもう一度観てみます。


といことで、ぼくは来月発売の『HAYABUSA』ブルーレイを購入しようと決めたのでした。

はやぶさ/HAYABUSA デラックスBOX〔初回生産限定〕 [Blu-ray]
竹内結子 (出演), 西田敏行 (出演), 堤 幸彦 (監督)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

夕暮れ。

2012-01-06 13:49:37 | ろぐ
それはそれはきれいな夕暮れでした。
水平線に、オレンジの光が溶け込んで消えていく。

たくさんのことを一度に浴びて、頭はパンクしそうだけれど。

来てよかった。

いいところだな、ここは。

ジェットストリーム

2012-01-04 22:54:52 | ろぐ
(Jet Streamのオープニングナレーションより)

遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、
遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。

満点の星をいただく果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に心を開けば、
煌く星座の物語も聞こえてくる、
夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。

これからのひと時。
日本航空が、あなたにお送りする音楽の定期便。「ジェットストリーム」。
皆様の、夜間飛行のお供を致しますパイロットは、わたくし、城達也です。



このナレーションを聴いて、様々な思いを巡らせるようになってから、はや幾星霜。
明日の夜、日本航空にてハワイへと飛ぶ。

結婚式を挙げるなら、ハワイだと決めていた。
そして、なによりも両親と旅行に出かけたかった。
多少の無理は目を瞑って。

どこをどう見て回ろうとか、なにを食べに行こうとか、
考えていたらきりが無くて、時間も無くて。
だけど、その空気を吸い込みたい。その時間を共有したい。
一緒に思い出を作りたい。
残された時間とか、そういうことじゃなくて、したことがないことをしたい。
精一杯楽しみたい。


共に歩いてくれる人が、同じ方向を見て、でも違う考え方をする人で良かった。
お互いに間違いを指摘し合えるし、わかり合える。
ムッとするときもあるし、こっちの思いが伝わらないことに悲しくなることもあるけれど、
笑顔になれる瞬間がとても幸せで、すべてを包み込むから。
だから、ゆっくり、一緒に歩いて行こうと思える。


一緒の名字になってから、もう1年以上経ってしまったけれど、
ようやく彼女にウェディングドレスを着せてあげられる。



…これから、もっともっとお似合いの二人になれますように。

2011年が暮れていきます。

2011-12-31 16:50:11 | ろぐ
ドタバタといろんな方々にご迷惑をおかけしたり、助けてもらったり、手伝ったり。
そんな今年の暮れは、いつもよりもまったりのんびり過ぎていきます。
思えば昨年は年末にインフルエンザにかかって、バタバタと年が暮れていきました。
今年はこんなにのんびりしてていいのか?

今年も転職した年でした。
来年もきっと職場は変わるでしょう。
…はやく落ち着けるようにがんばります。


妻が台所でおせちを作ってますが、ダンナはこうしてサボってます。
こんなコトが許されるのも、ちょっと罪の意識がありつつ幸せだったり。

したいことがたくさんありすぎて、来年も忙しくなりそうです。
楽しく、ワクワクして過ごせる日々が続きますように。

みなさま、本年も本当にお世話になりました。

すべての皆様が来年も健やかで幸せでありますように。

どうか良いお年をお迎え下さいませ。











…俺?
俺はこれから飲み始めるのですよ。ふふふ。
お酒を飲む機会はすっかり減りましたが、飲んだくれになるのは好きなので。
とりあえず一番搾りから。


来年も幸せな一年にするぞー!!

変わっていくもの。変わらないもの。

2011-09-11 22:33:37 | ろぐ
先日、かつての職場へ足を運んだ。
自分の根っこの、一番の元になっているところ。

場所は変わらない。
風景も変わらない。

彩る緑も、抜けるような空も。
秋の気配を含んだ風が、木々を揺らしていた。


何年かぶりにお会いした人たちも変わらずで。


だけど、やはり変わっていく。
変わらないのは自分の中の思い出だけ。
いや、それすらも変わっていくのか。


柔らかいハイネケンを飲みながら、
香ばしい串揚げを食べ、
変わらない雰囲気を楽しんだ。
けれど、それは変わってしまったものに、フィルタが重なっているだけなのか。


ターキーソーダに浮かんだレモンを見つめ、
心の中で手を合わせたけれど、
あの人はどう思っただろうか。


いつまでもすがりたくなる思い出は、そっとしまっておいて、
前に、前に、進むしかない。

振り返りたくなるとき、
ふと休みたくなったとき、

かつての止まり木を思い出し、
足を運んでみるくらいのほうがいいのかもしれない。




やっぱりバーはいい。

2011-06-10 23:57:59 | お酒
柏駅近くのバーに行ってきた。
じめっとした空気の中。

テキーラトニックでのどを湿らせて、カイピリーニャ。
「ピンガで作りますか?」って聞かれて、「…?、はい」って答えたけど、
頭ん中では???状態。ピンガじゃないのがあるの?って。

バーテンダーさんの話を聞いてわかったんだけど、
カイピリーニャってスタイルになってるんだね。
いろんなベースで作るのが流行りらしい。
コアントローのカイピリーニャは好きだけど、確かにどんなベースでもおいしいよなー。

季節がら、モヒートを勧められたけど、こちらも面白いスタイル。
フルーツモヒートっていうのがあるらしく、今日はグレープフルーツでお願いしてみた。
これが当たり!
ミントとグレープフルーツの香りって合うんだね。
とても美味しくて、爽やか。夏がくるぞ!って感じだった。

飲んだことのないスタイルがあるって、楽しい。
だから、がんがん飲みたくなるのが、カクテルのいいところでもあり、悪いところでもあるところなんだよね。
あまり飲むと、財布も厳しいし、次の日にもつらい。

飲みたくなる気持ちをぐっと抑えて、最後にスコッチの水割りを。
バーテンダーさんのお薦めは、「竹鶴12年」の水割り。

これも美味しかった。
ストレートもロックもきついなーって思ってたから、水割りをお願いしてみたんだけど、
ちょうど飲みたいお酒にぴったり。


気に入ったカクテルが飲めるバーでの時間って、本当に贅沢だなぁ。
幸せ。

外交官 黒田康作.

2011-06-10 10:45:32 | ろぐ
我が家のレグザ、連ドラを録画するのはいいけど、観る時間って…無い。

ようやく全話まとめて見終わったトコ。

最初の頃は観ていたんだけど、あんまりテンポが良くないように思えて、敬遠気味だった。
おかげで見終わったのが3ヶ月後(笑)
もうすこしで、「アンダルシア」が公開されちゃうし。

今さら感バリバリですが、
いやはや、今回の織田さんのドラマもいいですな。
かっこいい、とかそういうことは当たり前として。
よくまとまっているお話。映画みたいだな、という印象を受けました。
ぼくはまとめて観ちゃったけど、これ、毎週で観ていたら話がわからなくなりそうだね。

連ドラって、一気に観ると世界に入り込みやすいから、
こうして観る方がいいのかな。


こんな風に、信念を持って働くことの大切さ。
最初は覚えていても、慣れてきて忘れていくことってたくさんある。
思い続けることは困難だけど、大切なこと。


さぁ、早く映画を観に行きたい!