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『科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている』

丸山茂徳、2008、『科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている』、宝島社 [宝島社新書] (宝島社新書 275)

好みといってしまえばそれまでだけれど、わたしは、どちらかというと、大仕掛けなセオリーの方がもっともらしく思ってしまう。地球温暖化の問題にしても、産業革命以来の人間の活動が温暖化ガスを排出し、その結果、現在に至るなどという、単純なメカニズムで温暖化が進むなどという理論は、うさんくさく思ってしまう。おそらくは、プロジェクト資金を得ようとする学者の浅知恵か、それとも政治的利権、もしくは、ビジネスだろうと考えてしまう。
著者は、プルームテクトニクスを提唱し、「全地球史解読計画」をすすめるが、これは、壮大でとても魅力的だ。本書は、そうした背景を持つ著者が地球温暖化に二酸化炭素の増加を原因とするという理論に反駁を加える。本書後半の地球政府構想には、いささか、鼻じらむが、少なくとも、前半の理論的解説は明快である。温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出量を減少させたとしても、気温を低下させるのはごくわずかであって、太陽の黒点活動の結果太陽から噴出する太陽風や宇宙線の量によって雲の生成量が異なるだけで、それを遥かに超える温度変化を生じさせるというのである。また、複雑なメカニズムのもとにある、地球の温度変化のメカニズムを差し置いて、地球温暖化は議論できないと、本書を読んでみればよくわかるだろう。洞爺湖サミットや京都議定書に関連して考えてみれば、地球温暖化の問題は自然科学の問題ではなく、政治経済の問題であることは理解できよう。

NetScience Interview Mail:http://www.moriyama.com/netscience/Maruyama_Shigenori/

2006/12/23 読書と夕食:『スノーボール・アース:生命大進化をもたらした全地球凍結』:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/70bb7aef0f25b890840366dfd202f8b2

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書 275)
丸山茂徳
宝島社

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2008-10-02 23:28:49 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ひじきの煮物

ひじきの煮物(水で戻したひじきを千切りにした人参とあわせ、深鍋にサラダオイルを入れて加熱したところに入れて炒める。鶏肉の細切れをくわえて炒める。赤唐辛子小口切りと揚げをくわえる。日本酒を入れて、必要があれば、水を加える。薄口醤油を加えて味をととのえる。)
ふろふき大根と肉味噌(大根を分厚く筒切りにし、厚く皮を剥いて、半分に切る。深鍋にだし昆布と玄米を加えて大根を水煮する。タマネギみじん切りをサラダオイルで炒めて、水分を飛ばす。豚ひき肉を加え、赤唐辛子小口切りを入れる。日本酒を入れる。八丁味噌を必要な分加えて溶かしながら煮込む。仕上げにごま油をひとたらし。大根に肉味噌えお添えて食する)
大根と人参のきんぴら(大根の皮を小さな拍子木にきる。人参も同様。フライパンで、サラダオイルで大根と人参をいためる。水分が飛んだところで日本酒と濃い口醤油をくわえて、さらに水分を飛ばす。赤唐辛子小口切りとともに)
昨夜の残りの芋煮

2008-10-02 22:27:31 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )