Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

桜の実・さくらんぼ・桜桃の実

2019年06月30日 22時59分34秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 今年初めてサクランボが食卓にあがった。久しぶりのサクランボのように思えた。ブドウとは違って必ず固い種がある。その種がないとサクランボとはいえない。ほぼ二つの実で一対なのだが、パック詰めのサクランボは対にはなっていない。これは少々さびしい。
 桜の実は食用ではなく、塾すると赤黒く小さな実を葉のうらにつけている。見落としてしまいがちである。とても酸っぱく且つ渋くて食べられたものではない。だが、桜蘂と同様に桜の木の下にうち重なって、時には人に踏まれて潰れている実は、桜の木の存在を夏場に思い出させてくれる。

★戦捨てし山河晴れたりさくらんぼ    加藤風親旗
★葉の陰に揺れはそれぞれ桜の実     庄司たけし
★桜桃を見納めにして陸奥の夢      鈴木芳正



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