昨日できあがった原稿、いくつかの誤字・脱字・変換ミス・入力忘れが見つかった。不思議なもので、私と妻で数回見直してもまだ見つかる。それを直して、さらに新しい記事の挿入依頼があり、裏面に囲み記事を挿入。そのために既存の記事をかなり短く縮めた。 ようやく昼過ぎに出来上がった。
これより横浜駅までいつものとおりウォーキングと読書タイム。視力の調子は昨日からずいぶん回復、とても良い。
さて、「とうとう‥」続きになってしまう。
退職者会ニュースの原稿で、挿入した囲み記事は、横浜の林市長の表明した「カジノを含む統合型リゾート誘致」の記者会見に対する見解。私達はずっとこれについては誘致反対の立場でこの間対応してきている。この立場の変更はできない。
「白紙」という市長の選挙での態度表明が、どのようにして「誘致」という結論になったのか、まったく経緯が明らかではないし、庁内も、市民世論も、各種団体への根回しの状況も不明である。
手続き的にも、そして産業政策、経済政策、経済の波及効果、カジノそのものの評価、すべて議論の積み上げが見えない。今の与党の政策の進め方を踏襲してしまっている。政策の選択、論議は丁寧に、透明に行われるべきである。
前中田市長の時代に逆戻りしたような状況でもある。私はトップダウンをすべて否定するつもりはないが、重要な政策決定にはそれなりの手続きと納得性が必要である。
根回しがもう済んでいるとしたら「白紙」が嘘であったことの表明でしかない。「白紙」を言明していたのなら、トップダウンによる決定ではなく、ボトムアップの手法が当然である。さまざまな資料提供をし、各団体からの意見聴取も公開で行い、そして議会でオープンに議論すべきである。その間に市民の公聴会やらパブリックコメントやら、シンポジウムやら丁寧に段階を踏む必要があったはずである。
菅の政治手法がまかり通るようになってしまった。