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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -404
13)イランを歩く
日記から-58
1月17日(木曜日) 晴れ、少し雪
朝、ホテルを出る時に警察へのチェックの為に彼らが来るのを待つ。
これはホテルのマネージャーが警察に連絡を昨日していれば、今朝待たずにすみ、時間をつぶさなくて良かったのに。
マネージャーが怠惰で、虫が好かない親父だ。とにかく時間がもったいない。
その警察のチェックの後は簡単にナンとパニール(チーズ)を食べただけで今日は何も食べていない。
昼にチャーイを飲んだが、その時は夕方歩いている時にカフェを通過しないとは思わなかった。
日が暮れてしばらく歩いていてもカフェは見つからない。それでも工場があり、少しの光は見える。
さすがに寒い。これが本当のこの辺りの冬の寒さのだろう。
日が暮れ、温度が下がったからだろう、路肩のグチャグチャの土が固くなってきた。
しかし、凸凹で固まってしまっているので、まだ靴擦れが治りきれていない足にはきつい。
この中でテントを張る。
寒さの為にどれだけ時間がかかって、日が暮れてどれだけ時間が過ぎたか分からない。
一体何時なのだろう。(時計を持っていない。)そんな中にテントを張る。
今日の食事は朝の一食だったので、寒さが特にこたえる。
夜、寝る時、下半身はズボンとインドで手に入れたズボンの2重を履く。
上はTシャツ、長いシャツ、トックリのセーターそして彼女から貰ったジャケットその上にウィンドブレーカーを着る。
足には靴下、顔には仮面のマスクを使い、冬用の寝袋の中に寝るのである。
その様に準備をし、さて寝ようとした時に人の声が聞こえたような気がして、少し落ち着けない。
出費 230リアル(拾ったのが110リアルで実質は120リアルの出費である。)