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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く （イラン） -398
13）イランを歩く
日記から－52
1月11日（金曜日） 晴れ曇り
今日、今年初めて歩き出す。今までテヘランで長い間休みすぎたようだ。
後髪を引かれるような思いでテヘランを出発する。
また、昨日も遅くまで話をしていたので、寝不足からもう少しテヘランにいたいという感じがした。
それでも、このままではいけないと思い、甘えたい気持ちを振り切って出てきたのである。
テヘランの町を出る前、郵便局によってから出ることにする。
その郵便局には3通の手紙が届いていたし、俺はそこで写真を入れてアキパールに手紙を出す。
届いていた手紙の中には母からの手紙があり、その中には日本の家宛に届いた俺への手紙がたくさん入っていた。
また、母は手紙の中にクリスマスプレゼントということで5000円も入れてくれていた。
ありがたいことである。
早速、届いた手紙を読みたかったので、テヘランの町を読みながら歩いていると何だかおかしなやつが歩いているという感じで皆が見ていく。
それでもやめずに読み続けて歩いていた。
足が痛い。
それは新しく靴をテヘランで買ったからである。まだ靴に慣れていないのである。
歩くのも十数日ぶりであり、靴擦れもたくさん出来た。
また、すべてがこれからであり、やり直しである。
今日はゴンタもいなく久しぶりに他人から命令されずに済んだ。
それでまた、自由の身になったという感じである。こんな時にゆっくりできたなと感じる俺である。
出費 500リアル