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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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ポルトガル側の国境
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ポルトガル)-628
24)ポルトガルを歩く
日記から-1
9月 20日(金曜日) 曇り時々晴れ、最後に少し雨
今日は珍しく涼しい。
また、昨日から景色が変わったように思える。
今までは乾燥していた風景で色あせたようなところがあったが、いろいろな木々が生えて緑豊かになったように思えるのである。
従って、水が豊かになってきたのである。
その緑が多くなって来た所は国境近くのスペインのValencia de Alcantaraからのように思える。
もう一つ砂漠のような所から木々が多くなって来たので、周りが木々に遮られ広く見えなくなって来た。
その点は少しがっかりする。
スペイン時間、午前10時30分、ポルトガル時間9時30分、ポルトガルに入国。
ここでは何時もの様ではあるが、僕は貧乏人に見えるので、「お金を持っているのか?」聞かれた。
それは何時もの様にお金を持っていることを伝え、すぐに通り抜ける。
この国に入り英国人でイタリア在住のサイクリストに会い話をする。
彼の話でヨットについて良いことを聞いた。
以前から僕はこの旅が終わったら、何をしようかと考えていた。その中で3つのしたいことがある。
それは
1、南米の南端から北米の北端まで歩く。
2、アフリカのサハラ砂漠を縦断する。
3、ヨットで世界一周することにより、完全に世界を無動力で一周する。
の3つである。
この中で1、は距離は長いが、あの砂漠が多いオーストラリアを歩いたことから、ここは歩く自信が100%ある。
そう思うと、若い時の貴重な時間だけが勿体無いと思い、1、は辞めることにした。
2、は以前「サハラに死す」という本を読み、ラクダと一緒にサハラを歩いた人が死んだ。
僕の場合はその様な動物やリヤカーなどは使いたくなく、バックパックだけ担いだのでは持って行ける水の量があまりにも少ない。
それで3、の僕が好きな海をヨットで航海する方が魅力を感じているのである。
その英国人の話ではカナリア諸島でヨットを見つけなくてもポルトガルの南の所で良い所があるようだ。
彼が実際行って来てたのである。そのヨットハーバーの地名がViramouraであり、どこか教えてもらう。
このポルトガルは人々がスペインより素朴なように見える。
これは国がスペインより貧乏だからかもしれないが、良い人は多そうだ。
それでも今日の最後の町、Alpalha`oの町で唯一のペンション(民宿)に泊まろうとポルトガル人を通して聞いてみたが、泊めてくれなかった。
ペンションの主人である女の人は僕を見てあまりにも好きでないというような素振りであった。
ペンションという所はスペインでも同じであるが、主人の気持ちが大きく左右し、その主人の考えはあまりにも狭い。(無知である。)
人種が違うと服の様な外形にとらわれることが多い。
このポルトガルに入って話した他の人々の方がよほど親切である。
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